皆子山

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皆子山(みなごやま)は、京都府京都市左京区と滋賀県大津市との境に位置する標高972 mの山。 丹波高地の山の一つであり、京都府の最高峰である。地形的には、花折断層の一部をなしており、安曇川源流の葛川を間にして、比良山地の蓬莱山(ほうらいさん、1174.2m)や権現山(ごんげんやま、996.0m)と対峙している。また、皆子山はピラミダルな独立峰であるが、足尾谷を挟んだ北側には、同じ丹波高地に属し、高層湿原として知られる八丁平(はっちょうだいら)を抱く峰床山(970.0m)が続いている。 【登山道】 一般的に利用される登山道は、鯖街道としても知られる国道367号の花折峠か麓の坂下の京都バスバス停を起点とし、国道を離れて、百井川の源流方面を経て京都市左京区大原百井町へ向かう林道をとると、府県境手前の滋賀県側が登山口となる。 登山道は、最初は沢沿いの道であり、途中には滝も見られる。樹林を過ぎ、比良山方面の展望がきくようになると、道は沢を離れ、急な稜線上の急登道に変わる。山頂近くは、人の背丈程もある熊笹の藪漕ぎ道となるため、展望は全く効かない。山頂の二等三角点(点名「葛川」)も、周囲が藪に囲まれた場所であるが、すぐ北側に、比良方面の展望がきく場所も見られる。

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    皆子山(みなごやま)は、京都府京都市左京区と滋賀県大津市との境に位置する標高971mの山である。 丹波高地の東端を形成する花折断層の一部をなしており、東側に安曇川上流の葛川(かつらがわ)を間にして比良山地と対峙している。北側山麓には葛川の支流が谷を形成し、足尾谷と呼ばれており、丹波高地有数の渓谷美で知られている。足尾谷を挟んだ北側には、同じ丹波高地に属し、高層湿原として知られる八丁平(はっちょうだいら)を抱く峰床山が続いている。南側山麓は葛川とその上流の百井川が流れており、南斜面から百井川に注ぐ谷は皆子谷と呼ばれている。皆子谷の源頭は山頂付近に達しており、山頂のすぐ西側でなだらかなすり鉢状・高原状の地形を形成している。 京都府京都市左京区の北部に位置し、京都府の最高峰である。

  • 宮メズラ

    標高 560 m

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