Photo by Hitoshi Nakashima

雷山・井原山

注意情報
井原山
掲載日時:2023.07.21(金)
水無谷ルートは、2023年7月の大雨により土砂崩れ、倒木、橋が流されるなど大きな被害が発生しています。大変危険なため登山はご遠慮ください。
雷山(らいざん)は、福岡県糸島市と佐賀県佐賀市との境にある標高954.5mの山である。

このエリアについて

掲載されている山

雷山, 井原山, 獅子舞岳, 羽金山, 飯場山, 川原山, 八丁山, 白糸の滝

  • 二丈岳

    標高 711 m

    脊振山地より少し福岡県側に位置する二丈岳は、深江岳、城ヶ岳ともよばれる山城跡である。標高711m。糸島市西部にある加茂上流は二丈渓谷と呼ばれ、その入口にある「加茂ゆらりんこ橋」を起点に登られることが多い。二丈渓谷遊歩道は大きな岩などが見られ、野趣あふれる空間。山頂までの途中に「加茂神社」があるので、立ち寄って一息つこう。広い山頂エリアは巨岩が折り重なり、眼下に糸島の青い海が広がる最高のロケーション。時間に余裕があるなら、女岳や浮嶽まで縦走しよう。浮嶽山頂には浮嶽神社上宮が祀られている。山頂の展望は北側がわずかに開けている程度だ。

  • 雷山(福岡県)

    標高 955 m

    福岡県糸島市と佐賀県佐賀市との境にある、標高955mの山。脊振山系に属し、同山系北部の分水嶺を成す。雷山は古来より霊峰として崇められ、登山ルートには雷神社上宮やほこら、古代山城の跡と考えられている「雷山神籠石」などがある。千如寺からの登山口を利用する人が多く、途中には「清賀の滝」があるので立ち寄ろう。山頂が近づくと傾斜は急になり、ブナの自然林を抜けて山頂にたどり着く。山頂は素晴らしい眺望で、脊振山地の山々はもちろん博多湾方面まで見渡せる。山頂からは脊振山地の第二の高峰である井原山への縦走路が整備され、二山を結ぶこのルートはとても人気。尾根道は、ブナの林やアカガシの木などの森林浴を楽しめ、ときおり展望の良いポイントなどを経由しながら歩くことができる。春はコバノミツバツツジのトンネルが美しい。

  • 井原山

    標高 982 m

    井原山(標高982m)は、福岡県糸島市と佐賀県佐賀市の境に位置する山。典型的な断層山地のため、福岡県側は急崖となっており、洗谷や水無谷など、多数の渓谷や滝をもっている。ササ原が広がる山頂一帯は、コバノミツバツツジに彩られる。展望もすばらしく、金山や背振山地最高峰の脊振山(1,055m)をはじめとする山々が一望できる。その山頂に向けて、福岡県側、佐賀県側から多くのコースが延びるが、人気が高いのはオオキツネノカミソリ群落がある北東側の水無谷コースと、西方の雷山(955m)とセットで脊振山地をたどる縦走だ。通年登れるが、コバノミツバツツジの咲く5月上旬や、オオキツネノカミソリの咲く7月中旬~8月上旬が特におすすめ。

  • 女岳(福岡県)

    標高 744 m

    女岳は、佐賀県と福岡県の県境に位置する、標高744mの山。荒谷峠から見ると、円錐形の秀麗な山容が登山意欲をそそる。山頂は木々に囲まれているが、開けた場所から二丈岳や美しい玄界灘を望むことができる。ここは脊振山地の西の端にあり、二条岳や浮嶽などと縦走するコースも人気である。その場合は二条岳登山口から登り、展望の良い二丈岳、女岳を経て浮嶽へ向かうルートを辿る登山者が多い。浮嶽の山頂には浮嶽神社の上宮が鎮座し、展望はわずかに開けている程度だ。

  • 金山(福岡県)

    標高 967 m

    金山は、福岡県と佐賀県にまたがる脊振山地の一座で、標高967mの山。主峰脊振山の北西約8kmの位置にあり、脊振山、井原山に次ぐ高峰だ。交通アクセスが良く、福岡都市圏からも多くの登山者が訪れる。断層地形の山域は、南の佐賀県側がなだらかで、北の福岡県側が急峻となり、多くの滝や深い渓谷が見られる面白い地形となっている。樹林に覆われ、展望は山頂部にならないと見えないが、尾根筋にはブナ林も残り、シャクナゲやミツバツツジのシーズンが特に美しい。尾根伝いに猟師岩山などの周辺の山へも縦走できるので、部分的な脊振山地縦走を楽しむのも良いだろう。通称「マムシ岩」といわれる展望台へは35分ほどで着き、金山がきれいに見渡せる。

エリア近辺の天気

関連する活動日記

同じタイプの地図を探す