ピヤシリ山

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ピヤシリ山(ピヤシリやま)は、北海道北東部、名寄市・下川町、および雄武町の境にある標高987.1mの山。北見山地に属する。飛鏃岳(ぴやしりだけ)などとも表記される。 山容はなだらかで、南西からは整備された林道と登山道が伸びており登頂は容易。1kmほど東にもう一つある峰には特に名がつけられていないが、991mとこちらの方が高い。山頂近くに位置するピヤシリ湿原、4kmほど北の松山湿原は日本最北の高層湿原であり、稀少な植物の群落を見ることができる。 ピヤシリ山の西麓にある674mの九度山は、南斜面が名寄ピヤシリスキー場となっている。北海道有数の厳寒地帯にあり雪質の良いことで知られ、多くのスキー客が訪れる。ピヤシリシャンツェはヒルサイズ100mのスキージャンプ台で、毎年12月には日本国内大会の開幕戦である名寄ピヤシリジャンプ大会と吉田杯ジャンプ大会が開催されている。 「ピヤシリ」とはアイヌ語で「岩のある山」を意味し、山頂近くに岩が多いことから名付けられた。

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掲載されている山

ピヤシリ山の主要ルートのみ

  • 九度山

    標高 673 m

    九度山(くどさん)は、 北海道名寄市に位置する標高673.6メートルの山である。 アイヌ語ではクトゥンヌプリ(岩崖がある山)。名寄市字日進に位置する。山は名寄ピヤシリスキー場として利用されている。 2009年、「ピㇼカノカ」(アイヌ語で、「美しい形」の意)の一つとして、石狩市の黄金山(ピンネタイオルシペ)とともに国の名勝に指定された。

  • 朱屋朗山

    標高 766 m

  • 矢文山

    標高 413 m

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