船通山・玉峰山

出典: Wikipedia

船通山(せんつうざん)は、鳥取県日南町と島根県奥出雲町との県境にある標高1,142mの山である。出雲地方では古来より「鳥上山(鳥髪山)」あるいは「鳥上峰(鳥髪峰)」とも呼ばれる。『古事記』によれば船通山の麓へ降ったスサノオは八岐大蛇を退治し、八岐大蛇の尾から得た天叢雲剣を天照大神に献上したという。比婆道後帝釈国定公園の一部。 この山から斐伊川が流れ下る。 山頂では毎年7月28日に天叢雲剣を発見した神話にちなんだ宣揚祭が執り行われる。

このエリアについて

掲載されている山

船通山, 玉峰山

  • 烏帽子山は、広島県北部と島根県の境にある、標高1225mの山。比婆山連峰の一座である。県民の森公園センターから登る場合、出雲峠を経由して山頂へ。出雲峠にはベンチがあり、さらに進むと桧林に入る。谷から尾根に上がると、見事なブナの巨木が次々と現れ、やがて展望の良い広々とした台地の山頂へたどり着く。山頂には方位盤とベンチがあるので、ゆっくりと休憩しよう。その先に比婆山、立烏帽子山があり、人気の縦走路となっている。立烏帽子山の北北西方向に、イザナミノミコトの御陵と伝えられる巨石があり、時間に余裕があるならぜひ立ち寄ろう。また烏帽子山からは吾妻山(あづまやま・1238m)方面へ縦走することもできる。

  • 比婆山連峰は広島県北部と島根県境にあり、烏帽子山、池ノ段、竜王山、吾妻山などを含む1200m級の山々が9座連なる。立烏帽子山の北北西方向、イザナミノミコトの御陵と伝えられる巨石があり、この峰を比婆山(標高1261m)あるいは比婆山御陵と呼ばれている。烏帽子山から比婆山、池ノ段、立烏帽子山の縦走が人気。比婆山山頂はブナの原生林に覆われ展望は望めないが、池ノ段山頂からは360度のパノラマが広がり、比婆山、吾妻山、毛無山、遠く伯耆大山や日本海、東に道後山、西に猿政山、南に竜王山と一望できる。4月から11月までミズバショウ、ヤマツツジはじめ様々な草花がみられ、紅葉は特にすばらしく県内随一のブナの名山。島根県安来市にも比婆山(標高331m)があり、そのどちらにもイザナミノミコトの神話伝説が残る。

  • 船通山

    標高 1142 m

    船通山(せんつうざん)は、鳥取県日南町と島根県奥出雲町との県境にある標高1,142mの山である。出雲地方では古来「鳥上山(鳥髪山)」あるいは「鳥上峰(鳥髪峰)」とも呼ばれる。『古事記』によれば船通山の麓へ降ったスサノオは八岐大蛇を退治し、八岐大蛇の尾から得た天叢雲剣を天照大神に献上したという。比婆道後帝釈国定公園の一部。 この山から斐伊川が流れ下る。 山頂では、5月初め頃カタクリの花が開花し、毎年7月28日には天叢雲剣を発見した神話にちなんだ宣揚祭が執り行われる。 6合目あたりに「鳥上の滝」があり、ヤマタノオロチの住処とも言われる。高さ約10m、幅約5mの滝で、斐伊川の源流といわれ、島根名水100選に選ばれている。

  • 吾妻山は、島根県と広島県北部の境にある、標高1238mの山。広島県側の比婆山連峰と相対している独立峰である。緩やかな稜線が伸び、吾妻山と烏帽子(えぼし)山の間に広がる大膳原(だいぜんばら)から見る山容はなだらかで美しい。この一帯にはイザナギノミコトの伝説が残り、吾妻山という山名の由来は、イザナギノミコトが指呼の間の比婆山に眠るイザナミノミコトを「吾が妻」と追慕されたことによるらしい。また、比婆山連峰の立烏帽子山の北北西方向に、イザナミノミコトの御陵と伝えられる巨石がある。吾妻山は大峠駐車場から登山する人が多く、なだらかな草原の中に池が点在し、草原を囲む尾根を周遊できるハイキングコースもある。ブナ林と春から秋にかけては多くの草花が楽しめる。広島県側の池の原からは整備された道になっており、普段着で登る人も多い。

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