天拝山・基山

出典: Wikipedia

天拝山(てんぱいざん)は、福岡県筑紫野市にある標高258mの山である。その名は、大宰府に流刑された菅原道真が自らの無実を訴えるべく幾度も登頂し天を拝したという伝記に由来する。古名は天判山(てんぱんざん)。

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掲載されている山

天拝山, 基山, 九州自然歩道

  • 天拝山

    標高 257 m

    福岡県筑紫野市に位置する標高257mの山。手軽に登れる初心者向けの山として人気。この山の名は、平安時代、昌泰の変で大宰府に左遷された菅原道真が何度も登って「自身の無実を天に拝んだ」という伝承に由来する。登山口は天拝山歴史自然公園の利用が多い。この公園の奥には九州最古のお寺「武蔵寺」があり、武蔵寺の手前から続く登山道は「天神さまの径」、公園側の登山道は「開運の道」で、どちらも山頂に続いている。開運の道と天神さまの径には1合ごとに道真公の詠んだ歌碑が設置されているので、道真の心境を追体験しながら登ろう。山頂には展望台があり、筑紫野市をはじめ近郊の市街地を一望できる。基山への縦走もおすすめ。

  • 基山

    標高 404 m

    基山(きざん)は佐賀県三養基郡基山町と福岡県筑紫野市にまたがる標高404.5メートルの山。国の特別史跡基肄城跡が残る。 脊振山地の東端にあたる。北・西・東の三峰があり県境にある北峰が最も高い(414.1メートル)が通常は西峰を基山と呼ぶ。肥前国風土記に「基肄之山」とあるほか「木山」「城山」などと表記された。読み方は「木山口若宮八幡宮縁起」によれば「基八間(きやま)」であったが地元では明治中期ごろまで「坊住(ぼうじゅ)」「城戸坊住」と呼ばれていた。なお、北峰は北帝(きたみかど)と呼ばれるがこれは基肄城の北門が付近にあり「北御門」が転じたものである。1889年(明治22年)、4村合併により「基山村」が成立したころから自治体名との混同をさけるため「きざん」と呼ばれるようになった。山名の由来は霧の転嫁(肥前国風土記)、「椽」の山城(日本書紀)などがある。山頂からは博多湾、高良山、筑後川、大宰府、大野城、有明海などが一望できる要衝にあり、飛鳥時代に大宰府防衛の拠点の一つとして基肄城が築かれた。一帯は脊振北山県立自然公園の一角で、草スキーでも知られている。

  • 牛頸山

    標高 447 m

    牛頸山は、大野城市の南に位置する、標高447mの山。福岡市内から距離的に近くアクセスも便利で、根強い人気を誇っている。牛頸山山頂からの景色はなかなかの見応えがあり、北側に展望が開けている。山頂はあまり広くないが丸太のベンチが設置され、のんびりと過ごすことができる。また、天拝山〜黒金山〜牛頸山の縦走路も人気。天拝山歴史自然公園から天拝山へ登り、黒金山、牛頸山へとつなぐルートがよく歩かれている。全体的に登山道がよく整備され、歩きやすいと評判だ。

  • 黒金山は、大野城市の南に位置する、標高404mの山。福岡市内から距離的に近くアクセスも便利で、根強い人気を誇っている。登山口は「いこいの森キャンプ場」を起点にするルートが一般的で、木々に囲まれた樹林の中を歩くコースだ。黒金山の展望はないが、隣接する牛頸山山頂からの景色はなかなかの見応えがあり、合わせて縦走するのがおすすめ。山頂はあまり広くないが丸太のベンチが設置され、のんびりと過ごすことができる。また、天拝山〜黒金山〜牛頸山の縦走路も人気。その場合は、天拝山歴史自然公園から天拝山へ登り、黒金山、牛頸山へとつなぐルートも良いだろう。全体的に登山道がよく整備され、歩きやすいと評判だ。

  • 前黒金山

    標高 396 m

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