九州オルレ・天草松島コース

出典: Wikipedia

心を撒き散らしておさめることができなかったまま背を向けたかのように何度も振り返らする島々天草。いまには5つの橋で接続され、大きな島は、もはや島ではないが、湖のように静かにとどまっている海の上にツンとツンと背を比べるような小さな島々はたしかに島としてそこにある。 地域住民に愛されてきた知十観音様をはじめ、川と海が交差するところでコースは始まる。食べ物が豊富したことを推察させる大きな田んぼの間からますます山が目の前に近づいてくる。一休み後登る山道は激しくはないが、息が徐々に上がる登り道だ。体の話に耳を傾けて足をゆっくり運ぶといつのまにか辿り着く頂上。松島は、多くの島々が群舞を踊る様に、散らばっている姿を称する言葉で、ここは日本の3大松島のなかに選ばれるところである。 360度の展望を楽しむことができる所は巨大な岩が美しい千元森嶽は、天草島原の乱が起きたときの指揮者だった16歳の少年”天草四郞(1621〜1638)”が祝宴を開いたと伝わる千巌山につながる。 大人の遊び場のような木の遊び場を過ぎ、巨大な石の間をやっとのことで通過し、日差しも少ない深い森の道を歩くと、道は小さな漁村につながり、やがて終点の足湯に辿り着く。景色と歴史を一緒に抱いたコースである。 *九州オルレ公式HP:http://goo.gl/ICA9kO

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