えんぴ

えんぴ

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  • 福岡, 佐賀で活動
  • 1962年生まれ
  • 男性
小学生の頃から漫画「空手バカ一代」に熱狂し、高校、大学時代は、空手やウェイトトレーニングに励み、体力には絶対的な自信がありました。名前の「えんぴ」は、空手用語で肘の事をいいます。深い意味はありません。何となくです。 社会人になり全く運動をしなくなり、職場の先輩に勧められ何と25歳から喫煙を始め、不摂生を続け体重も3桁に達しようかというぐらいに増え、身体も壊しました(タバコは現在やめています)。 山にはゼイゼイいいながら休み休みしか登れません。女性や高齢者、子供にも追い抜かれますので、お先にどうぞ。 20代の頃から里山を歩くのは好きでしたが、こちらも仕事が忙しいのにかまけて随分とご無沙汰していました。 たまたま職場の後輩に、近所の山行に誘われたのをきっかけに、再び山と付き合うようになりました。 2003年に西日本新聞社より出版された、滝澤昭正氏著「福岡県無名山301山―見つけようふるさとの山河」は、地元の人にもほとんど見向きもされない身近な山の素晴らしさにスポットをあてた隠れた名著です。 この本と出会いは、ガイドブックに載っている有名な山々ばかりが山ではなく、地元の無名な山に登るのは、決して恥ずかしいことではなく、自分以外にもこんなモノ好きな人達がいるのに勇気を与えられました。現在廃刊となっていますが、福岡の低山・超低山好きの人間にとってはバイブルとなっている本です。 さらに、地域の無名山を調べる段階で、前述の著書にも載っていない山々に登っておられる記録のウェブサイトを見つけました。ピークハンターとして活躍されている海彦山彦氏の「海の風山の風」です。 北部九州がメインですが、様々な方法で山と山名を探し出し、ルートを開拓して登っておられるその山の数と内容に度肝を抜かれました。中には登り下りが数分の「丘」レベルの山も含まれますが、「山」と名前が付いて、地元でそう呼ばれているのであれば立派な「山」として扱っておられます。※因みに国土地理院は「山」の定義はないとの見解だそうです。 「(海の風)山の風」に親しむうちに、ふとした思いが自分のなかに湧き上がってきました。 『「山の風」に載っていない山、海彦山彦さんが登っていない山を見つけることができないだろうか?』と。 そう考えたのが現在の私の山行の原点となっています。 「山の風」やYAMAPにも載っていない山は「ニューピーク(NP)」と称して、それを見つけて掘り起こし、登ることができれば至福の極みです。しかし遠い地域でNPを見つけても行くまでが大変ですし、フェアではありませんので、「山の風」の特に内容の濃い福岡県・佐賀県に絞ってNP探しを開始しました。 最初の頃はどうしたらそのNPが見つけられるのかさっぱりわからず苦労しましたが、その後少しずつ要領を覚え、これまで運よく見つけられたNPは、513座になりました(2023.12.31現在)。 2018年:36座, 2019年:135座, 2020年:119座, 2021年:54座, 2022年:71座 2023年:98座, その後、海彦山彦さんとは、時々山にご一緒させて頂くようになりました。 YAMAPに載っていない山登りが多いので、YAMAPの「登頂した山」の数がなかなか増えません。 もちろん有名な山、YAMAPやガイドブックにも載っている山も好きですし、登りもします。 しかし前述したように、牛歩登りなので、標準コースタイムにも及ばないのです。 速度は歩くスピード、浮上は地上1mの高さで構わないので、孫悟空の筋斗雲みたいなのに乗って、楽に山登りができたらいいなあと思います。