活動データ
タイム
10:13
距離
9.6km
のぼり
1680m
くだり
850m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るアルプス登山の経験の少ない私ですが、三ノ沢岳の企画を知った時は是非行ってみたいとエントリーしました。 理由は以下です。軟弱な私にぴったりかなって思って... ・1泊2日 ・花の百名山で高山植物をゆっくり楽しめる事 ・木曽山脈の主稜線から外れた単独峰のため登山者がかなり少ない ・山小屋ではなく日本一高いところに立つホテル(2612m)に宿泊できる しらび平駅(1662m)から8分で千畳敷(1612m)へ。 ロープーウェイで一気に地上とは別世界の広大な千畳敷カールの絶景へ。 1日目は、高山植物を楽しんだり雪渓を歩いたりと、千畳敷カールを散策しながらゆっくり時間をかけて高度順応をすることができます。「ホテル千畳敷」は、駅と連動しているので、とても快適で食事も美味しく、お風呂ものんびり入れました。 2日目は往復約6時間の山歩きです。 登山者は殆どの方は「乗越浄土」を登っていきますが、私たちは駒ケ岳神社の前を通り「極楽平」へ登ります。極楽平へ上がると風も強く寒さで思わずヤッケを着込みました。やっぱりアルプスです。 宝剣岳との分岐点から、三ノ沢岳へ尾根伝いに向かいますが、結構アップダウンがあり歩く練習になったと思いました。 三ノ沢岳へ向かう登山道の展望は素晴らしく、高度感は抜群で、眼前の美しい雄大な山の景観を見ながら、また遥か彼方に南アルプスや御嶽山、乗鞍岳を眺めながら、ハイマツの海を泳いだり、重なる岩を掴みながら登ったり、時には分厚い雪渓の上を冷気を感じながら歩きました。 切り立った山の斜面には高山植物のお花畑が広がっていました。 アルプス感満載です。 ハイシーズンにもかかわらず、行き交う登山者には殆ど会うこともなく、私たちのグループの独り占めのような登山コースでした。 ちなみに今回は先生を含めて女性ばかりの大所帯。静かな山の彼方に賑やかな女性軍団で、三ノ沢岳もお祭り騒ぎのようだったのかな。 でも、山深く、また雄大な山々に囲まれた登山道ではその賑々しい笑い声もどこかに吸い込まれるような広々とした山様でした。 そんな三ノ沢岳でしたが、行きのロープーウェイは2時間近く並びました。 登山者よりも観光客が多いいのかな。 行かれる方はロープーウェイにはくれぐれも気をつけて。バスから降りると整理番号が渡されるようです。 「コマクサの湯」(かなり混雑しています)で汗を流して、約5時間奈良へとバスは帰路を急いでいましたが、車中も女性ばかりなのでそこかしこから楽しいおしゃべりの声が響いていました。 ちなみに今日の山行は私の◯歳の誕生日。思い出深い登山となりました😊
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