三度目の正直(鷹ノ巣からの平ヶ岳ピストン)

2017.07.08(土) 日帰り

活動データ

タイム

11:03

距離

23.6km

のぼり

1937m

くだり

1935m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 3
休憩時間
33
距離
23.6 km
のぼり / くだり
1937 / 1935 m
1 51
47
2 5
23
11
35
17
1 30
34
1 27

活動詳細

すべて見る

 今回三度目にして始めて樹海ラインを銀山平より先に進むことができた。登山口の駐車場まではカーブが多く1時間程要した。徹夜での運転には少し堪える道であった。駐車場に着くまでは雲海の中を進む感じであったので、天候が心配されたが、登山を始める頃にはすっかり晴れていた。駐車場はほぼ満杯であり、そんなに人気がある山だとは思っていなかった。  上りも下りも常に太陽を背に浴びるため、暑く体力を奪われるが、常に間近に見える燧ヶ岳や隣接する山々の稜線を眺めながら進め、眺望が楽しめる。  下台倉山までは尾根道を進み、急登のピークの連続で似たような景色が繰り返される。池ノ岳の手前にも長い急登があるが、下台倉山の上りの方が今回の山行で最もキツかったように思う。下台倉山山頂から遥か彼方に平ヶ岳を望めるが、一瞬心が折れてしまった。  台倉清水の先のルート上に残雪はあるが、歩行には支障ない。水場は今回3ヶ所利用したが、何れも沢の水ではないかと思う。飲んでも特に異常はないので、大丈夫なのであろう。  池ノ岳まで来ると平ヶ岳までは後少しなのでホッとした。苗場山を登った時に山頂の広さに驚かされたが、ここも似たような感覚が甦った。平ヶ岳山頂は木々に囲まれ視界が開けていないが、その先の木道の行き止まり箇所では、近隣に座する名だたる名山を目にすることができる。山頂で長居できないのが難点だ。山頂でゆっくりと時間を楽しむには、プリンスロードが正解なのであろう。  平ヶ岳で楽しみにしていた玉子石は、YMAP の地図の場所よりも先に位置していた。奇妙かつ素晴らしい眺望を堪能でき大満足である。  今回は天気が良く素晴らしい眺望を堪能できたが、結構な長丁場なので、山頂で眺望を楽しめない天候の場合は、喪失感が拭えないように思う。  下台倉山までの行程がなければ普通の山登りとして楽しめるのだが、上り終えた後の下山ルートがまた長いこと!ここに来た皆さん同じ気持ちだとは思うが、タメ息ばかりで泣きたくなる。とても記憶に残る山行であった。 行動時間:約11時間10分(往路 約5時間30分、復路 約5時間40分) 登山ルート:平ヶ岳登山口⇄下台倉山⇄台倉山⇄池ノ岳⇄        (玉子石)⇄平ヶ岳

平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 5時頃、駐車場は既に満車状態であった。30分程仮眠した後に急いで身支度を始めた。
5時頃、駐車場は既に満車状態であった。30分程仮眠した後に急いで身支度を始めた。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 駐車場脇の登山口から入山。
駐車場脇の登山口から入山。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 暫くすると沢に到着したが、沢に架かっていたであろう丸太は完全に崩壊していた。岩を伝って沢を渡る。
暫くすると沢に到着したが、沢に架かっていたであろう丸太は完全に崩壊していた。岩を伝って沢を渡る。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 ここから本格的にスタート。
ここから本格的にスタート。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 今回は終始左手に燧ヶ岳を眺めながらの山行であった。
今回は終始左手に燧ヶ岳を眺めながらの山行であった。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 程なくして尾根に取り付くが、アップダウンが続きそうだ。
程なくして尾根に取り付くが、アップダウンが続きそうだ。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 下台倉山までの上りは、幾度となく似たような急登が現れ、デジャブのよう。
下台倉山までの上りは、幾度となく似たような急登が現れ、デジャブのよう。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 ウラジロヨウラク。
ウラジロヨウラク。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 下台倉山への最後の上りも急登のようだ。
下台倉山への最後の上りも急登のようだ。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 下台倉山山頂に到着。(一山上り終えた気分)
下台倉山山頂に到着。(一山上り終えた気分)
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 おそらく平ヶ岳であろう目標を視界に捉えたが、あまりの遠さに少し心が折れそうになった。
おそらく平ヶ岳であろう目標を視界に捉えたが、あまりの遠さに少し心が折れそうになった。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 下台倉山から台倉山までは、当然アップダウンはあるが、横にスライドする感じで進む。
下台倉山から台倉山までは、当然アップダウンはあるが、横にスライドする感じで進む。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 台倉山山頂に到着。
台倉山山頂に到着。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 燧ヶ岳。(台倉山からの眺望)
燧ヶ岳。(台倉山からの眺望)
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 台倉清水に到着したが、上りは水場をスルー。
台倉清水に到着したが、上りは水場をスルー。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 台倉清水の先には残雪が数ヶ所あるが、歩行には支障ない。
台倉清水の先には残雪が数ヶ所あるが、歩行には支障ない。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 白沢清水に到着。
白沢清水に到着。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 水場は朽ちた木の下にあり、汲み難い。水は岩?を伝って流れて来るため、多少不純物が入るが、美味しくいただいた。
水場は朽ちた木の下にあり、汲み難い。水は岩?を伝って流れて来るため、多少不純物が入るが、美味しくいただいた。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 池ノ岳への上りも急登のようだが、下台倉山の上りに比べれば楽だ。
池ノ岳への上りも急登のようだが、下台倉山の上りに比べれば楽だ。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 もう直ぐ池ノ岳に着くが、平ヶ岳はまだ先のようだ。
もう直ぐ池ノ岳に着くが、平ヶ岳はまだ先のようだ。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 目前に姫ノ池が現れ、池ノ岳の山頂に着いたようだ。
目前に姫ノ池が現れ、池ノ岳の山頂に着いたようだ。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 平ヶ岳まではもう一踏ん張り必要だが、斜度の緩い坂が続く。
平ヶ岳まではもう一踏ん張り必要だが、斜度の緩い坂が続く。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 平ヶ岳山頂に到着。周囲は木々に囲まれ、眺望はない。
平ヶ岳山頂に到着。周囲は木々に囲まれ、眺望はない。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 アンテナの建つ最高地点(らしい)に向かう。こちらの方が眺望が良い。
アンテナの建つ最高地点(らしい)に向かう。こちらの方が眺望が良い。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 おそらく至仏山でしょう。右手奥は武尊山か?
おそらく至仏山でしょう。右手奥は武尊山か?
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 燧ヶ岳は山復からの眺めとは角度が違うので、
燧ヶ岳は山復からの眺めとは角度が違うので、
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 方角的には巻機山や谷川岳だが・・・。
方角的には巻機山や谷川岳だが・・・。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 越後三山。
越後三山。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 イワカガミにチングルマ。
イワカガミにチングルマ。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 イワイチョウ?
イワイチョウ?
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 タテヤマリンドウ?
タテヤマリンドウ?
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 名残惜しいが、玉子石に向けて山頂を後にする。目前に見えるのは池ノ岳。 
名残惜しいが、玉子石に向けて山頂を後にする。目前に見えるのは池ノ岳。 
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 ハクサンコザクラ?
ハクサンコザクラ?
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 ワタスゲ?
ワタスゲ?
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 平ヶ岳から水場を経由して玉子石に向かうルートは、まだ残雪が多く、木道も雪に埋もれているため、雪上歩行を余儀なくされる。
平ヶ岳から水場を経由して玉子石に向かうルートは、まだ残雪が多く、木道も雪に埋もれているため、雪上歩行を余儀なくされる。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 水場に着いたが、何処にあるのか分からない。おそらくまだ雪の下で眠っているのかも。仕方なく沢の雪融け水?を美味しくいただいた。
水場に着いたが、何処にあるのか分からない。おそらくまだ雪の下で眠っているのかも。仕方なく沢の雪融け水?を美味しくいただいた。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 玉子石までは思いの外距離があり、途中荷物をデポして向かった。
玉子石までは思いの外距離があり、途中荷物をデポして向かった。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 玉子石に到着。想像していたよりも遠かった。それにしてもここからの眺めは素晴らしい。
玉子石に到着。想像していたよりも遠かった。それにしてもここからの眺めは素晴らしい。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 玉子石から見た越後三山。
玉子石から見た越後三山。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 玉子石下の池塘も素晴らしい。
玉子石下の池塘も素晴らしい。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 玉子石から分岐点(池ノ岳)に向かうルートの残雪状態。水場からは右手の斜面を上る。
玉子石から分岐点(池ノ岳)に向かうルートの残雪状態。水場からは右手の斜面を上る。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 どうやらこの茂みの中が池ノ岳の山頂になるようだ。
どうやらこの茂みの中が池ノ岳の山頂になるようだ。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 ゆっくりしたいのはやまやまだが、ロングトレイルが待っているので、やむを得なく平ヶ岳に別れを告げ下山。
ゆっくりしたいのはやまやまだが、ロングトレイルが待っているので、やむを得なく平ヶ岳に別れを告げ下山。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 池ノ岳から見た下山ルート。
池ノ岳から見た下山ルート。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 台倉清水を求めて沢に下ったが、雪渓が残っており水を求めて雪渓を下るはめになった。
台倉清水を求めて沢に下ったが、雪渓が残っており水を求めて雪渓を下るはめになった。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 雪渓の下から流れ出す台倉清水(沢の水?)で喉を潤す。ついでに汗を流してさっぱり!本当はもっと上流に水場があるのかも。
雪渓の下から流れ出す台倉清水(沢の水?)で喉を潤す。ついでに汗を流してさっぱり!本当はもっと上流に水場があるのかも。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 下台倉山から見た下山ルート。
下台倉山から見た下山ルート。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 下台倉山山頂からは良く確認出来なかった下山ルート。まだ暫く尾根歩きが続く。
下台倉山山頂からは良く確認出来なかった下山ルート。まだ暫く尾根歩きが続く。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 ようやくゴールが見え一安心。
ようやくゴールが見え一安心。
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 奥只見湖が夕日に映え美しかったが、写真は今一つ。
奥只見湖が夕日に映え美しかったが、写真は今一つ。

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