活動データ
タイム
06:41
距離
12.1km
のぼり
1160m
くだり
1154m
活動詳細
すべて見る比良山地の東側の主玄関となる「イン谷口」より、大津ワンゲル道ルートで釈迦岳へ、カラ岳、八雲ヶ原~金糞峠を経由し、堂満岳をめぐる周回コースです。 比良山地は何度か来ていますが、ワンゲル道は初めてです。 そのワンゲル道は、「危ない崖」は要注意ですが、尾根で小さなアップダウンやザレ場、岩場などのバリエーションのある、全体にいい感じの登山道でした。 登山口に蜂注意の案内看板がありましたので、夏季はご用心下さい。 途中で子鹿の亡骸に遭遇。弱肉強食の世界を一瞬感じて、あわてて熊鈴をONに。 不意に出会いたくないです。 釈迦岳山頂までで、すれ違ったのはお一人だけで、静かな山行となりました。 麓で気温が27度と蒸し暑いので、時間当たり高度400mの少しゆっくりしたペースで登りました。 いつもは、時間当たり500mを目安にしていますが、かなりバテます。 このくらいのペースの方が良いかもしれないです。 風の影響が少ない八雲ヶ原の湿地で昼食としましたが、何とガス欠で「ちゃんぽんラーメン」を食べ損ねてしまいました。「ちゃんぽん食べたか」なんて。 ガス缶は予備とで2個携行かな?でもかさばるしな・・・ 八雲ヶ原は、湿地を囲んだ広い草原地で、くぼんだ地形の為、風が比較的弱く、テン泊地として利用されている方も多いようです。のどかな風景で、今日のベストショットです。 そして、下山道では「南壁」で迷い込んで身動きがとれなくなるハプニングもありました。 急斜面を這いつくばって、登り戻って何とか正規ルートにたどり着く事が出来ました。 登山道にはテープマークが随所にあり、通常は迷うことは無いでしょうが、全く不注意でした。 山行の後半は、疲れで足元だけを見てしまいがちです。どうやら「南壁」をのぞき見をする踏み跡を辿って、そのまま進んでしまったようです。 10m~20mほど急坂を下ったところで道を反れた事は分かりましたが、右に左に移動して正規ルートを探しましたが、どうやら「南壁」のお椀の中いた様で、それ以上はどうしても進めません。 この下山ルートは、昨秋に「登り」で通っていましたが、季節が違ったり、「登り」と「下り」では様相がかなり違って見えていたにもかかわらず、一度通った道と安易な気持ちがどこかにあったのかもしれません。 わずかな足場しかなく、滑落の危険性がありました。 これが日暮れ時や降雨時だったらと思うとぞっとします。 今回は、読図とペース配分、携行品、それに山の危うさを考えるいい山行(参考)になりました。
活動の装備
- シルバ(SILVA)シルバ コンパス
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