【雨飾山】暑さ・足の痛みとの戦い

2017.07.09(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 37
休憩時間
2 時間 12
距離
8.0 km
のぼり / くだり
1060 / 1060 m
1
3 19
2 57

活動詳細

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雨飾山は新潟県糸魚川市と長野県小谷(おたり)村の県境に位置し、「日本百名山」のひとつに数えられる双耳峰。名前の由来は、山頂に祭壇を飾り雨乞い祈願をしたことから。その雨飾山に登ろうと、クライミング仲間6人で金沢を午前4時に出発する。約2時間30分で登山口の雨飾高原キャンプ場に到着。登山の準備をし、虫除けスプレーを全身に吹きかけ、6時40分に出発。 しばらく湿原の中の比較的平坦な木道を歩く。ブナ林に入ると登山道は急坂となり、とめどなく汗が顔から滴り落ちる。天気予報では、長野市の最高気温は34度。今日は暑さとの戦いでもある。途中で木々の間から雨飾山が見えた。あんな険しい山を登るのかと気が遠くなる。 まだ雪が残る荒菅沢で小休憩。急峻を駆け下りる涼風が心地いい。大雪渓の彼方には目標の雨飾山が見える。その先から登山道はさらに厳しい急登となり、再び汗が激しく吹き出てくる。これでは虫除けも日焼け止めもまったく用をなさない。緩やかな勾配の笹平から最後の急坂を登りきり、10時5分、頂上に到着。息も絶え絶えに石仏に合掌する。 本来なら山頂から360度の眺望を楽しめるはずが、残念ながらガスがかかってほとんど見えない。それでも雪渓を見下ろすと、なかなかの高度感である。登頂の記念に6人で写真撮影。その後、お湯を沸かしカップ麺で腹ごしらえ。これだけ暑い日のランチにカップ麺は選択ミスだったか。ひざ痛予防のため、両ひざにFREETOOの膝サポーターを着用し、11時20分に下山を開始。 ところが、すぐに右大腿に肉離れのような強烈な痛みを感じ、サポーターを外す。締め付けが強すぎたようだ。それでなくても両足は疲労困憊。何度か休憩をとり、午後2時18分、雨飾高原キャンプ場に到着。帰りに小谷温泉「雨飾荘」で入浴し、「道の駅 小谷」で純米吟醸酒「雨飾山」とちゃのこ(小谷のおやき)を購入。5時40分、金沢に帰着する。今まででいちばん汗をかいた登山であった。

メンバー

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