面河から裏参道で石鎚山へ

2015.06.14(日) 日帰り

活動データ

タイム

08:27

距離

15.6km

のぼり

1819m

くだり

958m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 27
休憩時間
1 時間 31
距離
15.6 km
のぼり / くだり
1819 / 958 m
4
31
6
7
2
37
1 12
6
1 6

活動詳細

すべて見る

大学時代からの親友と休みを合わせて、18年ぶりに石鎚山へ登って来ました。 7:00のスカイライン開門に1番乗りし、高知側から来たツレと土小屋で合流。1台に同乗して面河まで戻ります。 スカイライン入口に駐車して登山開始。 まずは山岳博物館の地下を通って、渓谷沿いの遊歩道に入ります。面河渓には何度も来てるのに、この道は歩いたこと無かった!車だと国民宿舎まで行くから、ここは穴場になってるみたいですね。なんで今まで知らなかったんだ!と悔しくなるくらい素晴らしい渓谷美でした。 登山口のポストへ登山計画書を届け出て、いよいよ登り開始。 深い森の中のシングルトラックをひたすら登って行きます。 やがて右方向に視界が開けると、土小屋方面の岩黒山・筒上山などの山なみが姿を見せてくれました。 そして初めて見る、石鎚山南面の荒々しい山容! どこから見ても一目でそれとわかる、威厳のある山ですが、ここから見るお姿も立派で感動しました。 ちょうどお昼になったので、愛大小屋におじゃましてお弁当にします。 無人ですがとてもきれいに管理されていて、束の間カラダを休めることが出来ました。毛布やシュラフに暖炉、さらにガスコンロや調味料まで置かれていて、思わず1泊したい衝動に駆られました(笑)。私もささやかながら、カロリーメイトを2箱寄贈。腹ペコ登山者の胃袋を満たせますように。 愛大小屋を出ると、何ヶ所か崩落した斜面のトラバースが待っています。いずれもロープが張られていて、それを頼りに問題無く渡ることが出来ました。 そしてこのコースのハイライトのひとつと言える、広い笹原の斜面の急登に入ります。残念ながらこの頃にはガスが濃く立ち込めて視界が得られませんでしたが、晴れていれば広い笹原の向こうに石鎚山南面の勇姿が目を楽しませてくれたはず。 シコクシラベの原生林を抜けると、表参道との合流はもうすぐ。三ノ鎖のすぐ下に合流します。雨が降っていたので、今回は安全を考えて、鎖は断念しました。 鉄の階段を上って弥山山頂へ。山頂社へ登山の無事を感謝し、最高峰天狗岳へ向かいます。ヤセ尾根を慎重に一歩一歩進み、無事天狗の頂に立つことが出来ました。ガスで視界はゼロでしたが、子供の頃から憧れていた面河ルートでここへ辿りつけたことに、満ち足りた気分でした。 弥山の山頂小屋へ引き返して、お決まりのバッチを購入。どうせタンスのこやしになるのにね(笑)。濃いガスの中を軽快にスピードアップして、1時間程で土小屋に下山することが出来ました。 面河ルートは登山者も少なく距離も長いため、ソロでは不安になる場面もあるかもしれませんね。私もいつもはソロなのでそんなことを考えながら登りました。けどその分、深い石鎚の森を独り占めした気分を味わえて、充実した登山になること間違い無しです。 今回ただ一人行き会い、面河から山頂近くまで同行してくれたベテラン登山者のおじ様には、石鎚周辺のいろんな情報を頂けて、素晴らしい出会いになりました。 今度はその方の勧めてくれた「堂ヶ森~二ノ森~石鎚山」の稜線歩きをしてみようかな。

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