活動データ
タイム
12:30
距離
11.8km
のぼり
1428m
くだり
749m
活動詳細
すべて見る以前から行ってみたかった後立山連峰の雪倉・朝日に、蓮華温泉から周回するルートで計画を立てた。 今回は反省することばかりの、苦行の登山となった。 反省その1:コース設定そのものに無理があった。 蓮華~朝日岳は距離で12km、単純標高差で1400m登らなくてはならず、昨年10月に笠ヶ岳に行って以来 高い山はおろか、運動さえしていない体には。。。 翌日の朝日~雪倉~白馬~白馬大池~蓮華温泉はなかったことに。。。 反省その2:急に計画したために、 車で現地着→徹夜で登る(以前にもこれで失敗したことがある・高妻山) 登山靴の靴敷を忘れる。(どう縛っても中のスカスカ感が拭えず歩いても違和感) 朝飯を車に忘れ、シャリバテ気味に。 【初日】 03:30 蓮華温泉到着 04:10 出発。 仮眠しようとしたが、時間もなくそのまま登ることに。 05:40 瀬戸川着。 蓮華温泉から300mほどいきなり降下して最低点の瀬戸川に着。 ここから1400m登ることになる。 07:10 白高地沢着。 瀬戸川から小さく登り返し、白高地沢着。立派な橋が架かっている。 10:00 花園三角点着。 白高地から樹林帯を大きく巻いて木段を登り詰めると、高層湿原が広がり最高のお花畑が 出現する、 11:40 五輪の森。 左足の太ももが吊ってきてマズイが、引き返すことも出来ず。。山頂を目指す。 14:30 吹き上げのコル着。 樹林帯を延々とトラバースし、いくつかの雪渓を越えて吹き上げのコルへ着。 五輪の森からのトラバースは、なかなか標高が上がらず、心が折れそうになったが。。 途中には雪解け水がいくつも流れていて、ありがたい。 蓮華から最後に登って来た青年に小屋着が遅れることの伝言依頼して、最後の休憩。 15:40 朝日岳山頂。 たぶん最後の登頂者。朝日小屋の人が見回りに来ていて写真を撮ってもらう。 山頂から小屋までは300mの下り、明日またこれをしょっぱなに登らなくてはいけない。 16:30 朝日小屋着。 計画から2時間遅れ。(計画は9時間30分) 夕食は、山小屋では一番とも言われる自慢の料理がでたが、疲労困憊で喉を通らず、隣席の 大阪から来た山岳会の4人パーティーにほとんど食べてもらった。 ホタルイカも出ていたり、それは素晴らしい食事でした。(今まで経験した小屋食のNo1) ヘロヘロであっという間に睡眠。 【2日目】 05:00 朝日小屋発。 前夜熟考の末、計画した朝日~雪倉~大池~蓮華温泉は、今日のコースの1.5倍あることや、 10時頃からの天候悪化・残雪が厳しいとの情報で断念。 07:00 朝日岳山頂。 前を行くパーティーの踏み後をもらって直下の雪渓を降る。 昨日は午後の登りで大丈夫であったが、むむ。。やはり今朝は凍っているぞ! 3分の1ほど降下した時点で滑落による生命の危険を感じ、ゆっくりと登り返してアイゼン装着。 マジで怖かった。 この後、昨日登って来たコースを延々と雨の中(10時からではなく8時半頃から大雨) ひーこら言いながら、結局11時間近くかけての下山となった。 秘湯蓮華温泉の風呂で、しみじみと山の恐ろしさと下山の喜びを感じてしまった山行となった。
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