大無間山 田代から日帰り 初心者には無謀でした

2017.07.15(土) 日帰り

活動データ

タイム

13:39

距離

18.6km

のぼり

2394m

くだり

2320m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
13 時間 39
休憩時間
49
距離
18.6 km
のぼり / くだり
2394 / 2320 m
2 43
59
1 16
7
18
51
12
54
45
1 53

活動詳細

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おっつぁんながらも初心者2名、ボロボロになりながらも一応ケガもなく帰宅できました。 コースの概要は先人の皆様が書かれてある通りですので、ビギナーの私なりの視点で書かせていただきます。 駐車場のことですが、現時点は「てしゃまんくの里」に置くことは出来ません。がっちりバリケードが置かれております。地元の方々にご迷惑にならないようにすることが肝心と思います。 登山道入口はおでんの「滝浪商店」さんの角を(静岡方面から来たら)ゆるやかに左折するとすぐに登山道入口を示す標識がでてきます。我々はここから入りました。 いわゆるナイフリッジになっているところですが、これはあまりたいしたことはありません。ほんの3mくらいの距離を渡るだけですので、ここで立ちくらみでも起こさぬかぎり問題ないと思います。 それより、ここを越えてすぐのロープが張ってあるガケですね。ここはコワイ! よく言う「ロープが切れても滑落しないようにしましょう」なんてえのは私なんぞにはどだい無理なハナシで、全体重と命をロープに掛けざるを得ません。それもストック2本と一緒にロープをつかむ状態です。私の推測ですが、このガケの下地は岩盤になっていてその表層は土と砂利だと思われまして、足の踏み場が砂利でズルズル滑るんです。 やっとの思いでここを越えると、すぐに急登が待ち構えております。角度もスゴいんだけど、足の掛けるところを考えたり、足を腰の高さくらいに上げて木の枝や根っこをつかみながらの全身運動。木の枝に頭をぶっつけたり、リュックが引っ掛かって押し戻されそうになったり、もうたいへんです。あに、よじりがたからんや。こんなところが300mくらいあるんですか。誰かここにもロープかけてくれんかなー、と甘えた根性が見え隠れします。これを終えると小無間山に到達。 そんなこんなでも、大無間山に登頂。もうこの時点で7時間40分も経過しております。この山の真価は下山時に問われます。 先述した急登と崩壊地は、登りよりも下山時の方が気を使います。疲労度もさることながら、風が出てきており、ふくらはぎがぷるぷると震えているのは恐怖心か筋力の限界か判別つきません。 更に何度も立ちはだかるP1~P4とかいう壁のような山!見るたびごとに絶望。ホントに自分が歩いて来たのかという、ここに来てからのアップダウン!もういいかげんにして。 たいへんなお山さんでありましたが、頂上付近のコケ蒸した植生、富士山、南アルプス南部や安倍奥の山々の眺望もすてきでした。

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