活動データ
タイム
07:34
距離
6.8km
のぼり
1475m
くだり
287m
活動詳細
すべて見る最近は、安芸の国周辺の、里山ばかりで、 2000m以上は、昨秋の涸沢、一昨年の乗鞍岳以来です。 今回は、家内は、次週のトムラウシを控え、私単独で ツアーに参加しました。広島からバスで9時間も かけて、初日は、白峰温泉へ行くだけ。 前夜の、「白山まつり」の様子は、既に、アップ済みです。 なかなかの味わい深いお祭りでした。 翌日、5時起き、6時出発です。 天気が心配。ガイドさんは、太平洋高気圧が 張り出している、などと言われましたが、?? バスで、別当出会いまで行き、大きな鳥居と吊り橋を 渡って、白山登りが始まりました。 ツアー名は、「高山植物の白山登山とお花畑巡り3日間」。 日本3名山、3霊山と言われ、今まで登りたいと思いながら 実現できなかった。 登りは、砂防新道~甚之助小屋~黒ボコ岩~室堂~御前峰へ 一気に、1250m~2702mへ、1450mという、未経験の 標高差に、ビビる。しかも、登り始めてすぐ、ガスが! 中飯場~別当覗~甚之助小屋へと、順調に進むが、 ガスは益々濃くなり、白山は勿論、別山なども 全く見ることは出来なかった。時々、少雨も。 この時点で、この先、天気はさらに悪化するな、と覚悟。 わがツアー参加者は32名。うち20名が女性だ。 登山道は、左程広くないので、下って来る人との すれ違いや、ペースの早い登山者の追い越しなどの 度に、一時停止するので、時間が少しずつ長くなる。 途中、お花にも出会うが、ガスで、あまり良く 見えない。写真も、ボヤっとしたのしか撮れず、 YAMAPの他の方々の、白山登山活動日記のような、 素晴らしい写真が殆ど撮れなかったのが、誠に残念。 雨具を着た後は、暑さで、カメラのレンズが曇る。 雨でぬれて、オフにしても、レンズが伸びたり 縮んだり、おかしくなってしまった。 黒ボコ岩に着くころには、4時間半余りが経過し 疲労がたまって来た。 安芸の低山でも、長く歩いた時に、暑さと水分不足 で、足に痙攣が起きた経験から、今回は、アミノバイタルや 経口補水液のOS-1を充分補給し、万全を期したのだが スタミナ不足だろう。 阿弥陀が原の急登、木道を過ぎて、ようやく 室堂センターに到着。視界は、10m以下だろう。 施設が立派なのに驚く。 ここで、昼飯。おにぎり3個か2個か選べ!と言われて つい、欲張り根性で、3個入りを選んでしまったが、 硬く握られた結びは、喉に通りにくく、1個半しか 食べられず。 30分で、御前峰へ出発。ザックを小型に変え、軽く したが、天気の悪さは、風雨が強まり、カッパの下に ダウンも防寒で着込んだ。正解だった。 ここからの登りが、キツカッタ。 皆さんも、キツソウではあったが、ガイドに付いて 送れずに登って行くが、私を含む、3~4名の男性 が、少しずつ遅くなり、遅れていく。 結構、上りがキツイ。足が上がらない。 息が上がる。一人の方は、酸素を吸っていた。 私を抜いて先に2人、私の後ろは、1人の男性と ガイドの女性だけになった。 私の前を行く影が、深い霧雨の中で、見えなくなる。 どれ位差が出来たのか、不安が募るが、中々 進まない。後ろから、突っつかれる感じが体力の限界感 を昂じる。 登り始めて、どれ位経ったかは分からなかったが、 ボヤっと、小さな社が見えて来た。御前峰だ! なんとか、頂上まで、来れた! この時には、何と、雹が、バラバラ強く打ち付けるように 降って来た。やはり、異常な天気になった。 頂上では、自分の力に、意気消沈、自信喪失 したが、喘ぎながら、登れたこと、翌日無事下った こと、から、やれた! と自信回復! 元気になった!
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