活動データ
タイム
37:15
距離
45.7km
のぼり
3859m
くだり
3855m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る狙いは夢ノ平。北アルプス最深部、日本最後の秘境・雲ノ平のさらに奥にユートピアがあると言う。そら行ってみるしかない。てかこの界隈は冒険心くすぐる所が多く行きたいとこばっか。全部が主目的になりうるが無理矢理順位を付けてみる ①夢ノ平(誰ですかこんな素敵な名前を付けたのは) ②高天ヶ原温泉に入る(日本一遠い温泉) ③ランプの宿に泊まる(秘境ハンターにはもってこいのお宿) ④雲ノ平に行く(ここはついでに抑えとかにゃ) ⑤温泉沢を下ってやりたい(日本一遠い温泉。一般的に言われる道よかさらに遠い所から到達してみせよう) ⑥水晶岳に登る(百名山踏破にはビタイチ興味無いがイチオピークも踏んでおく) ⑦鷲羽岳に登る(水晶岳行くならワンセットっしょ) てな感じ。そしてサブタイトルは『低予算』 誰しも思う。「山旅を堪能したいが出来ることならばお安く行きたい」 ならばそんなのを実現してみせようと豪語する、【王子トラベリングツアー・ボンビー企画】にガッキーと乗ってみた。 (12日水曜)仕事終わらせ20:00松山出発。くたばるまで一般道を走って車内泊てのが主宰の考え。この日は淡路南まで駒を進められた。 (13日木曜)5:00起床でまた一般道走る🚙ご当地グルメを楽しみつつ18:00には折立着。ガラガラの空き空き (14日金曜)4:15行動開始、雲ノ平山荘14:00着 (15日土曜)3:00起床。双六・槍探索する王子とはここで一旦お別れ。なんと勝手な主宰だ。つーか何㎞歩くつもりなんだろう 我々は17:00ランプの宿着。農鳥小屋ならドヤしつけられる時間帯だぬー (16日日曜)飲みすぎて寝坊、7:00ランプの宿発。18:00折立着。風呂ってそこら辺の道の駅で車内泊。三日連続11時間以上行動だったワィ (17日月曜)起床、洗顔歯磨きして6:00運転開始。🚙一般道で頑張ったが敦賀でギブ、贅沢にも高速道路に乗って松山16:00着。 ◆折立〜太郎平小屋 樹林帯抜け景色広がるオーソドックスなザ・登山道。振り返れば輝く有峰湖、お花無双で良い感じ。コースタイム地味に長い ◆太郎平小屋〜薬師沢小屋 下り。木道いっぱい。雪渓あるけどアイゼン不要。今から先はもっと雪渓も小さくなってく事でしょう ◆薬師沢小屋〜雲ノ平山荘 日本最後の秘境に辿り着くための試練(笑) コースタイム7時間後に出てくる空池→梅ヶ市分岐の保井野急登が三段重ね。頑張るしかなかった ◆雲ノ平 なんたら庭園がいっぱいあるけど正直微妙、大したことはない。山荘メッチャお洒落。スタッフ美人揃い💕 テン場はダメな部類。3人用テント・4人用テントが張れるのは二ヶ所。ソロテントもまともに張れるのは10張りくらい。ハイシーズンなら13:00にはテン場に着いておきたいところ。1000円と高い👊 ◆祖父岳 雪渓危ない。けど道を見極めたらアイゼン不要。全部キックステップで乗り切った ◆鷲羽岳 目的最下位だったのに展望No.1だった。 景色は水晶岳より良い ◆水晶岳 山頂直下はギザギザ岩場なのでけっこう怖い。槍ヶ岳なんかよかよっぽど厳しい。百名山登頂難易度、変えておけ👊 形のいい美人な水晶を喜び勇んで拾ってたら「水晶持って帰んなよワ〜レ〜」的な看板有ったので慌てて水晶をリリースした ◆水晶岳〜温泉沢の頭 西穂ー奥穂とまでとは言わないが大キレット級ダロこれ。水晶岳は他の登山者さん全員空荷か小屋泊ミニザックでピストン。先に進む事、テン泊重装備でいる事に奇異の目を向けられた ◆温泉沢下り 水晶小屋のお嬢さんに「去年の今時期、渡渉が大変だったから雪の多い今年はやめておいた方がいいかも」と言われたけど行ってみた。それは今年の情報ではない、去年のに基づいた憶測である。ダメなら戻りゃいいし。で、行ってみた。 地図には渡渉数回とあるが10回以上渡渉した。誰かのブログで破線ルートだが大した事はないとかて書かれていたけど。ウソこけー、大したことあるぢゃねーか!と1人毒づいていた。 ◆夢ノ平 夢空間だった。雲ノ平に行ける脚力あるならば是非とも足を延ばして頂きたい。雲ノ平行って夢の平に行かないのはチャーシュー麺頼んでチャーシュー残すようなもん ◆高天ヶ原温泉 秘湯すぎて「日本秘湯百選」に入らないんだと。全裸で謳歌してたのに水着着た24歳山ガールが来たので恥ずかしい事この上なかったので即撤収。ワタクシらしくない。 ◆ランプの宿高天ヶ原山荘 辺境すぎて電気届かないからランプで火を灯す宿。けど今はハイテク化(笑) しかしランプは健在。キャパ50人なのにお盆には200人から押し寄せるそうで。今回は宿泊者12人でゆったりだった。 全員温泉で洗濯済み(爆)乾燥室使わせてくれるので服もソッコー乾く。折立から一撃で高天ヶ原山荘に来たというお強いPと温泉沢、大東新道の相互情報交換した。千葉労山の人らにバーボンいっぱいご馳走になり酩酊。くだんの24歳山ガールにスリッパ履かせて貰ったようだけどあんま記憶がない ◆大東新道で薬師沢小屋へ 全行程で一番難しかったよーな。沢はほとんど崩落してるしスノーブリッジあるし。めんどくさいヘツリもあった。双門ルートより全然厳しい 一般道は時速68㎞1100回転、高速道路は85㎞1500回転でヴォクシーは驚きの燃費17㎞をマークした。延べ4000台くらいに追い抜かれたけど。 さ、ドケチ清算 高速代14230円 ガソリン代11000円で交通費 8410円/人 ランプの宿6000円 テン場代1000円 事前準備食糧代1500円 山ビール代2300円 風呂代・林道通行料・蕎麦・ソースカツ丼他諸々雑費3600円 =22,810円也 この金額で島国の僻地から4泊5日で北アルプスの絶景を堪能てのはなかなか上出来
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