活動データ
タイム
13:34
距離
14.6km
のぼり
1816m
くだり
1812m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る夏休み白馬岳に来た。まだ登山を始めていなかった頃。白馬といえばスキー。後立山連峰の美しい雪山の山容に圧倒されたが、その頃はこの山々に登るとは夢にも思わなかった。 大雪渓は、雪山気分が楽しめてとても良かった。クラックというかクレバスというか、兎に角デカイ割れ目はなかなか見応えあり。12本爪はちとオーバースペックかと思われたがこれしかないのでしょーがありません。でも風がソコソコ強い中、小雪渓をトラバースした時の安心感は絶大でした。二、三日目前にアイゼンなしで滑落した人がいたそうで要注意です。杓子岳からはときおりパラパラと落石の音も聞こえこれもまた要注意。 また鑓ヶ岳の下はかなり雪が残っているらしく滑落事故もあり上級者向けと注意が喚起されてて白馬三山を周って猿倉に戻るのは諦め、大雪渓を下りることした。 初日の天候は曇り時々晴れ、大雪渓上部あたりから徐々に風が強くなり、かなりひどいコンディションだった。山頂下の村営小屋で一時退避したが、冬場の風に近いものがあり、やはり山の天気は怖いなと感じた。山頂付近はガスで全く視界なし。気温は8.5度、体感温度は0度くらいでしょうか。 翌日の晴れ予報に期待してさっさと寝ました。しかし翌朝4時に起きたもののまだガスで全く視界なし。ガックリでした。 5時、頼んでいた弁当を食堂で食べ、白馬岳の山頂までカメラとストックだけ持ってピストン。全く視界がないので形だけの登山みたいな感じでした。その後、諦めモードのまま下山の準備をし、小屋の外にでました。ほんの一瞬です。ガスが晴れて杓子岳、鑓ヶ岳、そして立山連峰、剱が見えました。ほんの一瞬でも見えれば山登りの満足度が増します。しかしもっと見たいとという思いが強くなり、このまま下りる気分になれず、時間を潰して様子見すること2時間。 ようやく晴れました。白馬鑓ヶ岳や杓子岳、そして剱岳、立山連峰が見れました。やはり山に来た時の一番の楽しみはこの景色でしょうか。だから1人でも来てしまう。
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