【大長山】山の神に見放され…

2017.07.23(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 32
休憩時間
25
距離
7.3 km
のぼり / くだり
697 / 695 m
1
36
23
15
32
20
14
18
36
12

活動詳細

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≪コース≫ 9:08登山口-9:52小原峠(休憩)-10:02小原峠発-10:31苅安山-11:26大長山(休憩)-11:39大長山発-12:23苅安山-12:47小原峠-13:35登山口 ≪歩行時間≫ 登り=2時間8分(登山口-大長山)、下り=1時間56分(大長山-登山口) 先週の白山・御前峰に続いて今日も国道157号線を南下し、白山方面に向かう。今日の目標は、取立山と赤兎山に挟まれた加越国境の最高峰、大長山(標高1,671m)。頂上から白山連峰を間近に展望できる山として知られている。雨が降ったり止んだりという天気だが、自分には山の神がついていると信じ、必ず晴れると自らに言い聞かせながら車を走らせる。 トンネルをいくつか抜け、福井県勝山市に入る。北谷町小原で登山口に向かう林道に入り、300円の通行料(地域環境保護協力金)を支払う。小原地域は個人の私有地で、午前7時から午後5時の間だけ一般に開放されているのだ。そこからさらに20分ほど車を走らせ、終点の駐車場に到着。ちょうど雨が止み、空も明るくなってきた。これなら大丈夫と判断し、午前9時8分、登山口から登り始める。 再び小雨が降り始めたが、登山に支障が出るほどではない。快調に歩を進め、大長山と赤兎山の分岐点である小原峠に到着。ここで左に折れ、大長山を目指す。アップダウンの激しい登山道をたどり、次第に高度を上げていく。苅安山を過ぎた頃から雨足が激しくなってきた。どうやら山の神に見放されたらしい。やむを得ず、レインジャケットに袖を通す。 最後の急斜面を登りきり、11時26分、山頂にたどり着く。当然ながら、霧と雨雲で眺望はゼロ。当初の予定ではここでランチを食べるつもりだったが、土砂降りでとても食事ができる状況ではない。休憩もほどほどに、来た道を引き返す。雨はまったく止む気配がない。レインパンツも履けばよかったと後悔するが、後の祭り。そのうち下着が濡れ、登山靴の中に水がたまってきた。午後1時35分、登山口に到着。まだ体力に余裕はあったが、精神的にはクタクタである。 車の中で乾いた服に着替え、サラダうどんで腹ごしらえ。これほど美味しいサラダうどんを食べたことはない。白峰地区に立ち寄り、白峰温泉「白山苑」で入浴する。この地区特有のねっとりとした湯質に心まで温まる。悪天候で大変な山行となったが、終わってみればこれも楽しい思い出である(強がり?)。

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