雨の笹子峠

笹子駅→矢立の杉→笹子峠→中尾根ノ頭→カヤノキビラノ頭→大洞山→ボッコノ頭→大沢山→稲村神社→笹子駅 笹子駅のホームに降りたら雨がパラつき始めていた。迷ったが今日は緩めのコースなので雨も乙なものだということにして笹子峠周りの破線ルートに突撃。 まずは笹子餅のパッケージの絵にもなっている史跡の矢立の杉。手動で杉良太郎の歌を再生できるマシンがあり癒された。音量がでかく周りの雰囲気と全くあってないのが良い。人に会ったのはここだけ。 予報では曇りだったので高をくくっていたのだが、笹子峠あたりから雨が本降りになってきた。誰もいないし、雲で見通しは悪いし、熊も怖くてだんだん心細くなってくる。 道は破線とはいえピークにはちゃんとした標識があり、踏み跡も明瞭で問題なし。ヤセ尾根のアップダウンが多い。清八山まで行こうと考えていたのだが、雨で服は濡れてしまったし、岩が滑ると嫌だったので大沢山から尾根伝いに下るルートを選択した。下り始めたら雨が上がったので何だよと思ったが、雲を抜けただけで稜線は雨のままだったのかもしれない。この尾根で超デカいカエルを見つけた。動きは鈍くて突いてもあまり動かなかったが。 雨でも林の中はそれほど影響はないのだが、藪や低木を掻き分けるときにぐっしょり濡れてしまう。 久しぶりに孤独な山行だったが、これはこれでやっぱりいい。