活動データ
タイム
20:20
距離
27.9km
のぼり
3108m
くだり
3783m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【登山情報】 1日目 ルート:広河原~大樺沢ルート~右俣~小太郎分岐~北岳肩の小屋 距離:5.4 km 累積標高上り: 1,535m / 累積標高下り 98m 参考CT:5:20① (YAMAP) 実際のCT: 5:30②(小休憩込み)+昼休憩0:30 ①/②: 5:30/5:20≒1.0 ⇒参考CTは厳し目と思われます。 技術難易度:Lv. 2 2日目 北岳肩の小屋~北岳~北岳肩の小屋~北岳~間ノ岳~西農鳥岳~農鳥岳~大門沢小屋 距離:13.9 km 累積標高上り: 1,171 m / 累積標高下り 2,639 m 参考CT: 9:15①+1:20(北岳~肩の小屋無駄に往復) (YAMAP) 実際のCT: 9:20②(小休憩込み)+朝飯0:30+昼飯0:25+北岳~肩の小屋無駄に往復1:00 ①/②: 9:20/9:15≒1.0 ⇒参考CTは厳し目と思われます。 技術難易度:基本Lv. 2 大門沢ルートの下りはLv. 3 3日目 大門沢小屋~奈良田駐車場 距離:8.4 km 累積標高上り 753 m / 累積標高下り 1,533 m (↑この日はGPSの精度が悪いと思われる。) 参考CT: 3:25① (YAMAP) 実際のCT: 3:05②(小休憩込み) ①/②≒0.90 ⇒他の日に比べて値が低めなのは車道歩きで稼いでいるため。前半の山道の参考CTは厳し目だと思います。 術難易度:基本Lv. 2 所によりLv. 3 ※今回の行程は[実際のCT(小休憩込み)/参考CT] がほぼ1.0でした。テン泊装備の場合、我が家は0.9を目安としています。今回は特に遅く歩いたわけでもないですし、参考CTが厳しめ設定なのだと思います。 ※Lv基準はプロフィール参照。ただし、あくまで私の感想です。 ※今回の出発時点でのザック重量は娘5.5 kg、息子12.0 kg、とろつま 12.1 kg、私 24.7kgでした。今回は2泊とも宿泊地で水を手に入れることができましたが、夏場の縦走はやはりこれくらいの重量になってしまいます。初日の登りで私のペースが遅れてとろつまに水を1リットル渡したりと、重量の調整を行いながら進みました。 【登山レポ】 夏のアルプス山行第2弾として、神奈川の実家への帰省ついでに白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)を縦走してきました。 ○1日目 予定では前日の23時に神戸を出て、奈良田駐車場発5:32広河原行きのバスに乗る予定でした。 最近私もとろつまも寝不足気味でしたが、6時間の道のりをなんとか交代で運転して行く予定でした。 しかし、準備が遅れ、出発できたのは0時半。 道中睡魔に勝てなくなって運転交代を求めるも、 とろつまが運転できる状態でなかったりしてパーキングでしばしの仮眠。 そして、前週の海水浴帰りにスピード違反で捕まった私は、 完全にチキンとなり思い切りの良い走りができず…。 結果、奈良田駐車場に着いたのは7時頃。 次の広河原行きバスは9:02というとても中途半端な時間に。タクシーの利用や奈良田から登って広河原に下りるという逆ルートも検討した末、結局9:02のバスで広河原に向かうことにしました。 当初は初日に左俣経由で北岳に登り、北岳山荘テン場泊の予定でしたが、時間が遅くなったため、右俣経由で北岳手前の肩の小屋テン場泊に変更。 そして、この変更により偶然の出会いが生まれました。 肩の小屋のテン場で夕飯の準備をしていると、 「こんにちは~」と近づいてくる子供と大人が(目に入った順)。 見ると関西ヤマッパーのおおちゃんと息子のあいちょんでした。 関西からこんな遠いところでお会いできるとは嬉しい偶然。 予定を変更してよかったと思えた瞬間でした。 ○2日目 3時に起きるはずが、眠りが深かったのかバイブのアラームに気付かず、4時過ぎ起床。 快晴とは行かないまでも、富士山、鳳凰三山の背景に綺麗な朝焼けを見ることができました。 1日目の行程を変更したことで、本日は大門沢小屋までCT9:15の長めの行程。先を急がねばなりません。 なんだかんだで5時半を回っての出発。 まあ、でもこのお蔭でおおちゃん親子と北岳までの道のりをご一緒することができました。 北岳山頂に着き、一緒に記念撮影をして、我が家はカップラーメンの朝食。 本日宿泊予定の北岳山荘に向かうおおちゃん親子とは一旦分かれます。 そしてここで致命的な事件が発生。 大事なデータの入ったビデオカメラが見つからないのです。 ザックの中の目ぼしいところを探しても見つからないので、 テン場に忘れたと思い、肩の小屋まで往復80分の道のりを息子とともに空身で戻ります。 結局ビデオカメラは見つかりましたが、それはザックの中の予想だにしないところから…。 ここで貴重な1時間を無駄にしてしまいました。 おおちゃん親子とは間ノ岳で再会。 子供達は雪渓でプチ雪合戦。 ここから先おおちゃん親子は北岳方面へ戻り、我々は農鳥岳方面へ。 子供達が打ち解け始めた頃にお別れとなり残念。 また、何かのイベントでご一緒できればいいのですけどね。 そしてこの先我々は時間との戦いとなりました。 間ノ岳から農鳥小屋へ下り、さらに西農鳥岳、農鳥岳を越え、やっとついた大門沢下降点。 なかなか厳し目のCT設定で、いつもなら稼げる時間が全然稼げません。 そして、大門沢下降点からの下りはさらに厳しいCT設定。 さらに、雨でツルツル滑る激下りに一日酷使したみんなの足が悲鳴を上げ始めました。 (美しい森なんですが、足元ばかり見なければならなくてあまりそれに浸る余裕がありませんでした。) とろつまや娘のせあこはおろかいつもピンピンしている息子のてんてんまで、足が痛いという始末。 我が家のこれまでの山行でも一番つらい行程だったかもしれません。(槍笠を1日で縦走したときよりみんなボロボロでした。) 大門沢小屋到着も遅くなり、やや無理しすぎだったかと反省する部分もありますが、特に危険なシーンもなく、これくらいの行程でこれくらい消耗するという一つの目安にはなりました。 ○3日目 最終日はもう下るだけ。最初しばらくはツルツル滑る下りにくい道が続きます。また、いくつかある渡渉ポイントも注意が必要です。 それでも昨日の下りに比べるとだいぶ楽で、森の美しさに浸る余裕も出てきました。 最後の吊橋を渡ってややもすると、道は舗装道路になり、そこから1時間かからずに奈良田駐車場に到着。 名湯と名高い奈良田温泉は諸事情により涙を飲んで我慢し、奈良王神社の名水だけ汲んで神奈川のとろつま実家へ向かいました。 白峰三山は壮大な景色が拝めるだけで無く、花々に溢れた素晴らしい山々でした。今回は一部雨に降られたものの、その素晴らしさは堪能することが出来たと思います。 欲を言うなら前回甲斐駒から見た晴れ渡る白峰三山を縦走したかったですが、そこまでは望みすぎですね…。 我が家の夏山登山はまだ続きます。
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