初めての北アルプスは白かった 燕岳日帰り

2017.07.29(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 5
休憩時間
1 時間 40
距離
10.9 km
のぼり / くだり
1465 / 1466 m
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活動詳細

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曇りのち雨予報の中、中房温泉登山口から燕岳ピストンを日帰りスタート。 晴れるのを待ちきれなかった。 日帰り 駐車場 : 燕岳登山口(第3駐車場 無料) 登山口 : 燕岳登山口 中房温泉への道中、最後の10㎞の峠道が長く感じた。4時半過ぎには第3駐車場に数台の空きだった。 登山届を出し、5時過ぎに登山口へ。バスが到着、人混みの中スタートした。 すぐに急登は始まった。確かに整備された道だが、急登である。 30分位で第一ベンチに着いた。水を汲み、休憩。ここまで順調。 疲れた頃に第二ベンチ。休憩の度に風上で喫煙するグループ。勇気ある方が「風下で吸ってくれませんか」と。多くの方々が感謝していた様に私には見えた。 下山してくる団体とのすれ違いが多くなってきた。複数社の団体ツアー組とのすれ違いで渋滞が度々起きる。度重なる渋滞待ちに苛立ち、「10人づつのパーティに分けろよ!」とツアーガイドに怒っている方が出るほどである。なかなか自分たちのペースで進めない。 ベンチは、丁度良い位置に配置されている。有難い。 疲れと渋滞待ちでブルーな気分で休んでいると、ザックに数々の登山バッジを付けた6歳の山男が元気よく登っている。 スイッチが入った。気分的に、すぐに合戦小屋に着いた。スイカをいただき、休憩。ここまで来ればあと少しで燕山荘。 斜度も緩くなり、森林限界を越え視界広がる。花々に癒され元気に燕山荘に到着。僅かな期待を抱きつつ覚悟はしていたが景色は真っ白け。こんな天気でも人で溢れている。絶景は次回の楽しみに。 ポツポツと来た。雨が降り出す前に頂上へと急いだ。ここでも渋滞。 それでもコマクサの大群生に感激。写真で見ていたイルカにゴリラ、メガネもあった。ツアー参加者は気の毒に「写真は撮らずに頂上へ急いでください」とツアーガイドに言われていた。頂上でも撮影の順番待ち行列。 燕山荘前に戻り昼食。コーヒーを楽しんだ。 ここでもツアー参加者は食事を途中切上げで出発。お気の毒。 13時過ぎ下山開始。すぐに一匹だけの雷鳥の雛に遭遇。 雨が徐々に強くなって来た。下山でも複数社の団体ツアー組とのすれ違い。すれ違い最後の団体ツアーは15時頃第二ベンチ付近で。ツアー参加者は雨具の蒸れと急登に辛そうな顔で俯き、雨に打たれながら黙って繋がっていた。燕山荘に着くのは何時予定なのだろうか。 16時半。雨と疲れと渋滞待ちで、辛い下山であった。燕岳も晴れた日に、頂上での絶景をゆっくりした時間で堪能できる宿泊登山をしたい。日帰りでは、もったいない。 今日は、元気をもらった6歳の山男と雷鳥に感謝。他者に注意してくださった勇気あるお二人に感謝。商業ツアー登山への疑問を抱いた1日であった。 ここからは、更にどうでも良い話。 予定では、先週末に燕岳テン泊だったが天気が悪く本栖湖でデイキャンプした。 今週は、2泊3日のテン泊で白馬三山の予定だった。が、天気に恵まれず。 雨登山が嫌いで楽しめない私が、今日は午後から天気が悪くなるのを覚悟で燕岳日帰りを強行。 それには訳があった。 来週末から燕岳から蝶ヶ岳テン泊縦走を予定している。重たい荷物を背負って三代急登の合戦尾根を登れるのか。どうしても下見をしたかった。 山は逃げない。と聞くことがあるが、どうなのだろうか。 私は体力的に、後10年は登山したいと考えている。もっと短いかもしれない。天候や都合などで予定通りに行けない。更に時間的機会が限られてくる。 山はずっとそこにあるだろうが、身体的に登ることが出来なくなったら、、、

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