市民のおすすめは本物だった!? 〜盛岡観光〜

2017.07.29(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
13 時間 7
休憩時間
3 時間 49
距離
27.1 km
のぼり / くだり
107 / 106 m
13 8

活動詳細

すべて見る

JRが発行しているお得な切符! 青春18切符! 年に3回発売されるうちの最も賑わう 夏 今年は僕も、利用者の一人となった 7月某日 この時期の夜明けは早く 小鳥たちとともに起床をする 最終確認を含め身支度を整える 楽しみのあまり小鳥のさえずりに乗せて 鼻歌が飛び出てしまう 日の出も近くなった午前5時 始発の眠そうな車内に乗り込み とりあえずは一安心! 電車の乗り継ぎに苦労しながらも 一日がかりでJR盛岡駅に到着 駅チカ!ラウンドワンの見える 屋根付きダブルベッドのベンチで!!? 夜を過ごした! そして迎えた今日! 心配していた雨だったが 朝方にはやみ青空を見せてくれた! 駅チカと言う立地だったが 車の音も聞こえず人の交通も多くない 連泊したくなるような高級感すら感じた 食費を抑えるため、安い袋ラーメンを作り 朝のエネルギーを補給する 食後はドリップコーヒーで 優雅な朝をかもし出しつつも 強制的に目覚めへと向かわせる さて、ここから盛岡観光が始まった! 雫石川を渡り1時間ほど歩く 一発目に向かったのは今から約1200年前 桓武天皇の命を受けた 「坂上田村麻呂」によって造営された 古代陸奥国最北・最大級の古代城柵 「志波城」である 現在は一部が復元整備され 一般公開されている 陸奥国府が置かれた多賀城を しのぐほどの規模で 文献には出て来ているものの 長い間その場所が明らかになっておらず 東北自動車道建設時に その姿を表した遺跡なのである 復元された城門の左側に 美しい岩手山を望むことが出来る!  征夷大将軍となった坂上田村麻呂も ここから岩手山を見ていたのだろう そう考えるだけでわくわくしてくる 朝から頭をフル回転させ 住居跡や正殿の位置を知り 脳内で勝手に復元させた 当時の姿を蘇らせる 周りからどう思われているかわからないが おそらく変な人に写っていただろう だがそれは仕方ない!楽しいのだから! しばらくして志波城の発掘品や 歴史をわかりやすく映像展示している 案内所がオープン 一通り周った後は盛岡駅に戻って行く が、帰路にも立ち寄りたいスポットが いくつかあった 平民宰相と呼ばれた「原敬」の記念館 盛岡市に関わる先人たちが活躍した資料などを展示している盛岡市先人記念館 岩手県立美術館や遺跡の学び館などだ 後のことなど、なにも考えず 気がすむで見学していた 新渡戸稲造誕生の地や米内光政屋敷跡など 盛岡駅へ戻った後も駅北観光をする 盛岡八幡宮や円光寺にも立ち寄った 旧第九十銀行や岩手銀行など 明治時代の建造物や ござ九・森丸商店などの 江戸期の景観なども見て周った 盛岡は岩手県の県庁所在地なだけあって 美術館や博物館が多くあり 1日かけても周りきるのは難しい まだまだ行きたいところは山ほどあったが 時間の関係でラスト一つに… そして最後に選んだ観光スポットこそ 今回の盛岡観光で一番楽しみにしていた 場所なのである 盛岡南部氏20万石の居城であり 盛岡で青春時代を過ごした石川啄木が 「不来方の お城の草に寝ころびて        空に吸はれし 十五の心」 と歌い、現在では二の丸に歌碑が建つ そう!「盛岡城」である!!! 東北随一の美しい石垣を持つこの城は 国の史跡や日本100名城に選定され 観光スポットとしてだけでなく 市民の憩いの場所としても愛されている 場所なのである 城は北上川と中津川に挟まれた 天然の要塞で 曲輪が三の丸、二の丸、本丸と続く 連郭式をしていた この日の盛岡は涼しく暑い時でも26度と 静岡では考えられない気温であった 城内で最も高い本丸御三階櫓の石垣の上から市内を一望していた 公園で遊ぶ子供たちの元気な声が 爽やかな風とともに流れてくる こうして僕の盛岡観光の旅が 終わっていった 夕飯を済ませ颯爽と寝場所へと 向かって行ったのだった

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。