経ヶ峰山頂キャンプ

無性にキャンプをしたくなったので、テントを担いで経ヶ峰の山頂へ。久しぶりに60Lのザックの出番。重さは約15kg。 15時56分、登山開始。途中で雲海が見えたけど、山頂はガスの中。麓は見えず。 17時半、山小屋横の広場にテントを設営。暗くなる前に夕食の用意。山料理を考えている余裕がなかったので、レトルト食品がメイン。でも、山の空気の中で食べるとご馳走。 テントサイトに他の宿泊者はいない。この山にいるのは自分一人だけ。経ヶ峰を一人占めの夜。天気が良ければ、見事な星空が見えたはずだけど、高原のムードがあって、これも良い。 20時を回ると、花火の音がドントンと。麓の久居での花火大会。天気が良ければ、花火を見下ろせたはずだけど、ガスの中で全く見えず。大人しく就寝。 朝4時半、ヒグラシの大合唱で目が覚める。睡眠時間は8時間。よく寝た。相変わらずガスの中。朝食のパンを食べてテントを撤収。 6時5分、下山開始。登ってきた道をそのまま引き返すのはつまらないので、嘉嶺の頭と北笠岳を経由。北笠岳から林道までは急斜面が続くので、慎重に下山し、無事に下山完了。 街中の喧騒を離れ、誰もいない山の中で、テレビも家電もない、限られた道具だけでの生活。素晴らしい一晩を過ごすことができた。