活動データ
タイム
24:39
距離
40.9km
のぼり
2765m
くだり
2819m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今年もついにこの時がやってきた。 去年、槍ヶ岳で「来年は涸沢ベースで穂高めぐりかしたいね」と言ってたらあっという間に1年経ちました。 ノロノロ台風5号のせいで当日まで天気は微妙。 気を揉みながら、例の如く大阪22:30発のさわやか信州号でレッツゴー。 今回は事前に登山届をネットで提出しているので、関東組と合流したらすぐにスタートです。 河童橋で上高地五千尺ホテルのライブカメラに、オッさん達が映っていることをスマホ越しに確認してテンションアゲアゲでグングン足を進めます。 本日の幕営地、涸沢カールまでの道程は過去皆さんのレポにおまかせしますが、やはり本谷橋からがテント泊装備にはズッシリと堪えます。 涸沢の分岐まで横尾から約3時間、ヘトヘトになりながらも何とか涸沢ヒュッテに到着です。 テント受付を行って、噂に聞いていた岩だらけのテント場を整地して本日の寝床ができました! 二日目は4:00スタートということで、語らいはほどほどにして就寝。 二日目、空を見上げると星が見えるではありませんか! 台風の影響もなく期待できそうです。 まずは南陵取付きまで涸沢小屋右手から上がって行きます。いきなりの急登が続きますが、ちょうど途中でモルゲンロートが見られてテンション再びアゲアゲです! 振り返れば前穂高岳の左手に富士山も姿を現し、苦しみながらも眺望に助けられました。 北穂分岐を右に折れて最後に雪渓を乗り越えて、いよいよ山頂へ。 北穂高岳山頂では360度のパノラマ! ちょっとガスが出てきたけど、昨年登った槍ヶ岳もその勇姿を見せ大満足です。 日本一高い所にある山荘の北穂高小屋は山頂から10mほど。あ〜、疲れた身体に優しい。 ちなみにカレーライスはAM10:00からということで、水分補給のみで涸沢岳を目指します。 奥穂高まで北穂分岐から2.3kmということで、昨年の縦走に比べたら知れてるかと思いきや、飛騨側の切れ落ち度合いに肝を冷やします。 涸沢槍までは本当に緊張感の高い状態が続きます。 鎖場、ハシゴのオンパレードでした。 初心者の方は経験者同行必須です。 涸沢岳登頂後、ガスが出て来たので奥穂高岳への縦走は諦めて穂高岳山荘で朝食兼昼食です。 穂高岳山荘のカレーは昔ながらの家庭のカレーっぽくてしんみりと味わいました。 下りはザイテングラートルート。 北穂高からの縦走路に比べるとマシですが、滑落事故も起きているようなので気をつけて。 途中、野生の猿家族に癒され涸沢ベースに帰着。天気も崩れてきたので早めの解散しました。 三日目は涸沢ベースからの下山ですが、朝の気温は3.5℃!下界とはケタ違いの涼しさです。 去年の槍ヶ岳登山の時よりも寒く、ダウンジャケットは持っていかれたほうがいいと思います。 三日目の楽しみは徳澤園のソフトクリームと嘉門次小屋のイワナの塩焼き! 横尾から1時間ごとにソフトクリーム、イワナと楽しみのピークを持っておく事で、単調になりがちな下山に喝が入ります。 帰りのバスが出発したと同時に雨が降り出し、山の神様に感謝して上高地を後にしました。 普段は会社も違う、生活環境も違うメンバーが年に一度、同じ目的で同じ山を登る…。 これからも続けたいですね。
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