秋田竿燈祭りと尾去沢鉱山

2017.08.06(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 11
休憩時間
2 時間 4
距離
190.6 km
のぼり / くだり
1769 / 1927 m
9 11

活動詳細

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 東北3大祭りの二つ目見物の前に秋田県鹿角市にある史跡尾去沢(おさりざわ)鉱山を見学しました。1300年前から採掘され、藤原氏の中尊寺にも金が使われたという歴史ある鉱山で、金が掘りつくされた1600年代後半には南部藩が銅鉱山にして、産出された銅は南蛮貿易の決済にも使われたそうです。維新後は三菱が手に入れ、洋式技術で採掘量を増やしたが、1978年に閉山し、今は史跡になっています。江戸時代は一日約30㎝、進んだ技術でも3mしか掘り進めなかったのに、坑道の総延長が700㎞に達するのに驚かされました。岩の割れ目に形成され、掘りつくされて空洞になってしまった浅熱水鉱床が良くわかりました。  秋田竿灯祭りは道路沿いのひな壇の指定席からの見物です。最も大きい竿燈「大若」は9段46個の提灯を吊るし、長さ12m、重さ50㎏だそうで、伸ばした腕の手平、額、肩、腰などでバランスうを取りながら立て、継竹(約1m)を3本位継いでさらに高くする姿を目前にして、鍛えられた技に感動しました。竿燈には中若、小若、幼若もあって、幼稚園児が幼若(24個、5㎏)を大人と同じ技を披露してくれ、「ドッコイショー ドッコイショ」の掛け声で盛り上がりました。  時折、風が吹いて竿燈がしなり倒れそうになる場面もありました。堪えきる優れた技量や、倒れても提灯が燃えない仕組みにも感心しました。 軌跡は昼食の鹿角大湯温泉からで、殆どバスで移動です。当日移動した青森・まかど温泉~大湯温泉、秋田市~盛岡繋温泉間はカットしてあります。

動画

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