活動データ
タイム
12:23
距離
15.3km
のぼり
2183m
くだり
307m
活動詳細
すべて見る今年の夏休みは、あの 槍ヶ岳 です。 戻り梅雨やら台風5号やらに翻弄されて、何度も計画を変更し、さぁいよいよ出発という日に、弟ayaに異変が… 。 夜間診療所で診てもらったところ、溶連菌感染症でした。 念のためにボクも翌日に検査➡陰性。 ayaも薬が効いて落ち着いたため、8/8深夜に出発。 今年もお父さんは、長距離ドライバーです (往復1,800kmでした)。 8/9は世界遺産 白川郷を観てまわり、午後3時に市営新穂高第三(登山者用)駐車場へ。 登ってもいないのに深山荘の露天風呂に入り、ロープウェー駅で食事を済ませ登山口を確認してから19時に就寝。 8/10 3:30 憧れの 槍ヶ岳 を目指します。 (yoshi's 父 メモ) ・当初の計画と変更 何度も変更したため、最初の予定がいつだったのかわからないくらいです。 てんくらも A判定が翌日にはC判定になり… を繰り返していました。 当初は2泊3日で、新穂高から南岳新道で南岳小屋泊、翌日に南岳、中岳、大喰岳を経て槍ヶ岳登頂しヒュッテ大槍泊、最終日に西鎌尾根をかじって新穂高へ下山の予定でした。 南岳新道は残雪があるのと荒れているとのことでしたが、調べてみたところ上りでは利用できそうでした。 各山小屋の予約も済ませ、いざ!というところで前述の aya急病。 1日ずらした結果、初日にヒュッテ大槍まで行かねばならなくなりました。 翌日、槍ヶ岳山荘をベースにして南岳までをピストンし、最終日にのんびりと新穂高へ下山… そんな風に計画変更しました。 が… ・最悪!(その1) 1日目の宿であるヒュッテ大槍まであとわずかというところで、スマホがバッテリー切れとなりました。 仕方がありません、12時間以上経ってますから…。 ところが、山小屋で充電しようとしたところ、充電ランプはつくのに充電できません。 電源も入らず、以後使用不能となりました。 という訳で、2日目の軌跡がありません。 せっかく登頂したのに…(涙) 「登頂した山」にも加わりません(涙涙) もっと困ったのが、地図アプリが利用できなかったことです。 紙の地図とコンパスは持参していましたし、下山路は昨日歩いたばかりで記憶が新しかったため問題ありませんでしたが、自動車のナビとして利用できないのは本当に困りました(いつからか、道路マップを持参しないようになっていました)。 YAMAPの活動日記において言うのも何ですが、手と足で実感し、記録よりも記憶に留める槍ヶ岳登頂となりました。(ホントは、誰か軌跡をください!って感じですが…。) ・最悪!(その2) ここ3年 yoshiと毎年見てきた槍ヶ岳の姿を、穂先に登りながら、結局ほとんど目にしていません。 360度の大展望!のハズの穂先からも、何も見えませんでした。 (yoshiも心で見た槍ヶ岳を、絵に描くそうです。) しかしまぁ、悪天候のお蔭で山頂はほぼ貸切状態で、ゆっくりできました。 ・最高! こうして振り返ってみると『最悪!』も悪くなかったかな!? 何より、憧れの穂先に登ることができた充実感は、お出かけ好きの yoshiをして「もぅ (満喫したので) 家に帰ろう!」と言わしめたほど…。(帰路、いろいろ寄り道しましたけれどもね) 素敵な出会いもありました。 ヒュッテ大槍でお隣さんだったHさんご夫妻とは、穂先を一緒に登っていただきました (YAMAPご登録いただけるそうです) 。 ・2日目の記録(※軌跡がないため、記録しておきます。) 06:15 ヒュッテ大槍 発 06:29 殺生ヒュッテ 07:17 槍ヶ岳山荘 着(準備してHさんご夫婦と4名で出発) 07:43 槍ヶ岳頂上(※滞在 20分) 09:20 槍ヶ岳山荘 発 10:05 千丈分岐(薬箱のあるところ) 11:20 槍平山荘(※かき氷休憩 20分) 12:18 滝谷出合(※ライブカメラ休憩 15分) (未計測) 白出沢出合 14:40 新穂高温泉(下山届提出) 高低差:約2,140m (上り約320m / 下り約2,165m) 距離:約16km 活動時間:約 8時間 25分 (休憩含む) 槍ヶ岳山荘~新穂高の標準タイム 6時間20分のところ、5時間弱 (ただし休憩は含まず) で下山。 ・新穂高の交通規制 8/11現在 午後8時30分~午前5時までが通行止です。 車だけでなく人も通れません。 今回は早目に到着して車中泊しましたが、午後3時前で、登山者用駐車場は残り3台でした。 ・新穂高のコースについて 白出沢出合までは舗装あるいは未舗装砂利の車道歩きです。途中数か所 ショートカットがあり、特に地図にもある夏山近道は多くの方が利用されています。 今回私たちは、行きは暗いうえに前日の雨で水も流れていたために、遠回りして林道を歩きました。 復路では利用しましたが、歩きやすい道ではないので、遠回りでも林道歩きの方が初心者や子ども連れには優しいと思います。 白出沢出合から滝谷出合までは、沢沿いの林の中を歩きます。 細かなアップダウンの繰り返しです。 滝谷出合からは、少し登山らしくなってきます。 熊の看板の槍平小屋へは、その手前に木道が設けられていて、とてもよい雰囲気のなか到着します。 トイレと水場があります。 (★槍平小屋のHP、特に槍平小屋ニュースは、このコースの最新情報を伝えてくれています。) 槍平小屋からは本格的な登山になりますが、まだそれほど傾斜はきつくありません。 この途中に、最終水場があります。 救急箱を設置いただいている千丈分岐からは、長くつらい上りが続きます (殺生ヒュッテからの上りより格段にきついです)。 ここまでの道のりが長いのでこたえます。 でも、この辺りのお花畑は見事です。 コース全体を通してみると、水場が何ヵ所かあるのは◎、山小屋が1つしかないのは△、お花畑◎、アプローチ○です。 子連れ登山としては、上高地コースに比べ小屋がないので、そこそこ脚力がないと難しいかと思います。 下山時にyoshiと同じ小学2年生のファミリーと出会いましたが、槍平をベースに行動されていたようで、そういう方法もあるかとは思います。 ・下山後の温泉 スマホ故障しましたが、熟読していた たくちゃんの一昨年の活動日記の記憶を辿りながら、ひらゆの森に移動。 日帰り温泉、食事処、お土産屋と揃っているうえ、畳の休憩所もあるのでとても便利です。 お腹が空いたというので、先に食事にしましたが、新穂高の林道くらいなが~い回廊を進みに進んだ最奥に食事処。その中間ぐらいに風呂場がありますが、入浴券の販売機が入り口の受付にしかないことに気が付き振り出しに戻る… と、林道を行ったり来たりしました (結局風呂場では券の提示は不要でしたが)。 入ったら、先に食事の時でも清算しておきましょう。 ・穂先の上り下り 最後に、子連れ登山の穂先の上り下りですが、いろいろな岩場を練習してきたせいか、特に困難なところはありませんでした。 一番難しいと思われた中盤の鉄杭が打たれた場面でも、意外にも足が届いたので訳なく通過できました。 思ったほど高度感もありませんでした (ガスっていたのも幸いしたかな!? )。 上りよりも下りの方がやや難しく、足の置き場を探す場面がありましたが、身長 125cmの yoshiでも手足が届きますので、慌てずに下りれば大丈夫です。 小学生高学年くらいの子は、結構見かけました。 穂先で立ち往生した場合、あるいは稜線で強風にあった場合に備えて念のため用意した、簡易ハーネス用のテープスリング&ロープは、幸いにも使わず仕舞いでした。 残念ながらお天気には恵まれませんでしたが、憧れの、どこから見てもそれとわかる 槍のてっぺん に立つことができました。 どこかの山から 槍ヶ岳を眺めるのが、今から楽しみです。 そしていつか、晴れた日に再び登ることができたらいいなぁと思っています。 (おしまい 長文失礼しました。)
活動の装備
- モンベル(mont-bell)タイオガブーツKid's
- モンベル(mont-bell)WIC.トレッキング ソックス Kid's
- モンベル(mont-bell)O.D.パンツ Kid's
- アディダス(adidas)adidas_キッズTEAM14長袖ゲームジャージ
- アディダス(adidas)adidas_W2008レプリカジャージ
- モンベル(mont-bell)サハラキャップ
- モンベル(mont-bell)グラナイト パック Kid's 10
- ミズノ(MIZUNO)(ミズノ)MIZUNOベルグテックEXジュニアレインスーツ[ジュニア]A2JG440145イエロー120
- その他(Other)CT(クライミングテクノロジー)_イクリプス_ブルー
- その他(Other)ASPILABO_エクストラクター
- モンベル(mont-bell)トレッキングベル ラウンド
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