白神岳から十二湖へ

2017.08.11(金) 2 DAYS

活動データ

タイム

10:22

距離

22.6km

のぼり

1862m

くだり

1789m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 46
休憩時間
15
距離
9.8 km
のぼり / くだり
1285 / 242 m
5
2 16
2 19
DAY 2
合計時間
5 時間 36
休憩時間
59
距離
10.4 km
のぼり / くだり
577 / 1286 m
1 14
1 46
2 15

活動詳細

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新宿からの夜行バスが想定外の3時間遅れ。秋田発8時20分のリゾート白神に乗れず、9時45分発奥羽線に飛び乗り、東能代で10時58分発五能線に運よく乗り換え、白神岳登山口に12時過ぎに到着。タクシーで登山口へ。 ※遠方から五能線を利用する場合、本数がめちゃくちゃ少ないのでご注意を!そして、この界隈でタクシーは「岩崎タクシー」さん1台しかありません😅 岩崎さん、本当にいろいろお世話になりました。 駐車場には20台ほど泊まっていた。こりゃ上はいっぱいかな。寝る場所あるだろうか、、、 東北の夏山は虫との戦いからと聞いてたとおり、あぶの歓迎を受けながら、10分ほどで準備して登山開始。 すれ違うピストンの方から、きょうは小屋独占だねと言われる。え? いっぱい登ってるじゃない。みなさん、どうもピストンのよう(この時点で翌日雨予報が出ていることを知らなかった) 4時間半ほどで無事上がりきったけど、最後の登りはいつものように、でんでん虫さんばりのスローペース。森林限界に入り、小屋(トイレですが)が見えたときは、思わず、やったあーと叫んだ。いざ小屋へ。はい、お一人様でした。 一人ならばと、ふろしき全開。ゆうゆうと寝床を作り上げ、8時には就寝。 いい感じに眠りに入っていると 夜中に突然戸がガタガタ、ガタガタ❗熊か! いいえ、東京から来たという若い青年お二人でした。17時45分着の五能線できて、駅から上がってきたということでした。さすが若い😅 翌日は同じく十二湖へ下りるとのこと。良かった!一人じゃない。(しかし、翌日彼らは起きれなかったなあ、しょうがないよ、あの時間じゃあ) 5時起床、6時出発。14時15分発の不老不死温泉行きのバスになんとしてでも乗りたい。 外はガスガスで、まるで眺望なし。昨日撮れた写真でとりあえず満足するしかないか。 前日に確認した十二湖方面への分岐。よし、ここからが勝負。きのうのおじさまの話では、やぶも去年刈り払いしているので、全く問題なしとのこと。嬉しい情報でした。ただ、その方の技術で全く問題なしでも私にどうかは、行ってみないとわからないので、慎重に慎重に。 最初の踏み込みから、すでにやぶは始まります。かき分けかき分け、けっこう急坂を下ります。でもルートは足元にしっかりありますので、道迷いの心配はありません。 が‼ なんとヤマップのGPS表示が、二股に向かってるじゃないの!え~⤵うそでしょ~。もう1時間来ちゃったよ😅とにかく戻らなきゃ。と、少々、いや大分パニクりながら、元来た道を戻ること15分。降りてきたんだから登らないといけない、 こりゃ、想定外のロス。体力も時間も、、、半べそかきながら、ふと冷静になり、待てよ、左手に海が見えてて、右におそらく向白神が見えてたじゃない。もしかしてGPSがおかしいかな?雨の中、地図とコンパスで確認、やっぱりあってる。 ここは自分を信じて、また戻る。まだ活動記録は逆の二股へどんどん進んでいっている。無視、無視。 もし間違ってたら、わたし、どうなるんだろう、、、といろいろ想像しながら、突き進んでいきました。 途中で無事GPSが正常に戻りましたが、そのため、活動記録はずいぶんへんてこりんになってます。(下山後しばらくして冷静に考えると、GPSが問題ではなく、私の操作ミスの可能性大。登りはとても正確に記録されてます。) 実際には13時30分十二湖到着。7時間半かけて下山しました。 やはり、8キロ近くのけっこうなアップダウンの後の崩山からの下り一辺倒は、かなりきつかったです。 雨でびちょびちょついで、誰とも会うことなさそうなので、何度も登山道にへたりこみながら、やっとのことで降りてきました。最後、ほぼ平坦な林道に入ったところに水場があり、生きた心地がしました。 下りは最初から最後まで雨でしたが、涼しく歩けたので逆に良かったかもしれません。 無事十二湖からバスに乗って不老不死温泉に。 至福のひととき、十分に味わえた山行きでした。

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