Oki Doki 焼火山

今回の隠岐旅行で、もう一つ絶対行きたかったのがこの焼火神社。 文化的にも地質学的にも非常に面白い場所なのだ。 焼火神社のある焼火山は隠岐島前カルデラの中央火口丘なのだ。 なるほど、上から見れば中ノ島、西ノ島、知夫里島で外輪山を形成してるのがよくわかる。 海面上昇や侵食等により外輪山の南側が水没して丁度いい入江になったのだ。 また古来より天然の灯台としての役割から、山腹にある焼火神社は航海安全の神として崇められてきた。この信仰は三陸海岸にまで及んだといわれる。 後鳥羽上皇が島流しになった際、航路を見失ったため上皇が祈念すると焼火神社が神火を放ち、その導きにより焼火山の麓、波止の港へ入港できたという逸話もある。 この焼火神社、焼火山に登るのは困難ではない。レンタカーさえあれば。 駐車場から15分で神社、神社から30分も歩けば山頂。駐車場からの標高差は250m程度。 楽勝なのだ。そう、レンタカーさえあれば。 レンタカーのない我々はというと、 まず地元のカヤックセンターに駐車場まで送ってもらい、あとは下山したらタクシー呼べばいい、と。 毎度お馴染み、バスは極端に本数が少ないのだ。 タクシーも呼んだところで来てくれるかどうか。また、auは圏外だし… で、電波の届くとこまど歩こうってなったら、もう面倒くさくなって結局カヤックセンターまで歩いた始末。 山はともかく、神社はとても見応えあるので是非参拝すべきですよ。 くどいようだけど、レンタカーでね。