萱切隧道(かやきりずいどう)

みやこ町と築上町の萱切峠に掘られた萱切隧道へ行ってきました。 峠への道はかなり荒れていて目印もないけど隧道下の急登まではなんとか辿り着いた｡ でも幾ら下から探しても隧道が見つからない。 隧道は斜面から少し奥まった場所にあったので下からはいくら探してもみつからなかったのです。 隧道の正確な位置は出発前からわからず下から探せば簡単に見つかるだろうとたかを括っての登山だったのでどうしようか考えて稜線の上から探すことにして稜線迄這い上がりました｡ それから稜線上から下を覗きながらやっと萱切隧道を探し当てました｡ ネットでは築上町側からは簡単に隧道に辿り着けていたようなのでみやこ町側からも簡単に行けると思い行ったので予想を裏切る結果になって疲れた｡ 本題の萱切隧道は明治時代に掘られた隧道なので通行する際に崩落が起きないか心配したが､内部はしっかりしていて通行には支障はありませんでした。 隧道の中には蝙蝠が住みついていたので近づくと飛び出して来てちょっとビックリ｡ それにしてもこんな場所によく隧道を作ったなとつくづく思いました｡ 昔の人の苦労を感じた萱切隧道でした。