釈迦ヶ岳~中尾根で登り、猫岳、羽鳥峰経由で下る

2017.08.27(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 22
休憩時間
18
距離
8.1 km
のぼり / くだり
795 / 798 m
2 23
19
40
51

活動詳細

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 鈴鹿の釈迦ヶ岳に、13年ぶりに登ってきました。鈴鹿山脈のほぼ中央、御在所岳の北側に位置する釈迦ヶ岳は、その姿がお釈迦様の寝姿に似ているから名付けられたそうです。遠くからでも比較的角張った山頂部で見分けがつきますが、南からは大蔭のガレが白く目立ち、北からは猫岳とともにきれいな双耳峰として認識されます。  朝明に車を置いて、周回ルートです。登りは中尾根。中尾根は初めて登る道で、13年前には無かったルートです。それもそのはずで、2009年に開削された新しいルート。上部ほどなかなか険しいところが多く、楽しめる尾根道でした。  釈迦ヶ岳最高峰、三角点峰と巡った後、(これは前回と同じですが、)帰途は県境尾根。猫岳、羽鳥峰と通って、猫谷から朝明に戻りました。 猫岳はさすがに猫だらけ🐱の山でしたよ😼‼️

釈迦ヶ岳 あまりにお天気が良くて、山々がくっきり見えていましたので、国道306号線から朝明渓谷に向かって少し入ったところ(菰野町音羽)から、まずは鈴鹿南部の名山たちを撮りました。まずは、鎌ヶ岳1161m。鈴鹿の槍ですね。右端の鞍部が武平峠。ここからカメラを右に振っていきます。 
あまりにお天気が良くて、山々がくっきり見えていましたので、国道306号線から朝明渓谷に向かって少し入ったところ(菰野町音羽)から、まずは鈴鹿南部の名山たちを撮りました。まずは、鎌ヶ岳1161m。鈴鹿の槍ですね。右端の鞍部が武平峠。ここからカメラを右に振っていきます。 
釈迦ヶ岳 武平峠の右にそびえる御在所岳1212mと国見岳1170m、青岳1081m。
武平峠の右にそびえる御在所岳1212mと国見岳1170m、青岳1081m。
釈迦ヶ岳 そして、今から目指す釈迦ヶ岳1092m。山頂の左脇から猫岳が頭をのぞかせています。
そして、今から目指す釈迦ヶ岳1092m。山頂の左脇から猫岳が頭をのぞかせています。
釈迦ヶ岳 その右には、竜ヶ岳1099m。右手前は福王山598m。
その右には、竜ヶ岳1099m。右手前は福王山598m。
釈迦ヶ岳 朝明の駐車場です。まだ8時過ぎなので結構空いています。料金は500円。
朝明の駐車場です。まだ8時過ぎなので結構空いています。料金は500円。
釈迦ヶ岳 道を挟んで、釈迦ヶ岳への登山口です。 
道を挟んで、釈迦ヶ岳への登山口です。 
釈迦ヶ岳 登山口すぐにあまり見ない白い花。調べてみると、ナガバヤブマオ(イラクサ科カラムシ属)でした。
登山口すぐにあまり見ない白い花。調べてみると、ナガバヤブマオ(イラクサ科カラムシ属)でした。
釈迦ヶ岳 小さな尾根を越えて、キャンプ場(テント村)に入っていきます。
小さな尾根を越えて、キャンプ場(テント村)に入っていきます。
釈迦ヶ岳 まず庵座谷道を左に分け、庵座谷の本流を渡ってまっすぐ進み、つきあたりを左へ。
まず庵座谷道を左に分け、庵座谷の本流を渡ってまっすぐ進み、つきあたりを左へ。
釈迦ヶ岳 すぐに中尾根の登山口です。2009年に開削された新しい道です。
すぐに中尾根の登山口です。2009年に開削された新しい道です。
釈迦ヶ岳 最初は急傾斜をジグザグきって登りますが、やがて傾斜も落ち着き、やがて尾根に乗ります。
最初は急傾斜をジグザグきって登りますが、やがて傾斜も落ち着き、やがて尾根に乗ります。
釈迦ヶ岳 広葉樹の尾根です。空を仰ぐと、きれいな葉がいっぱい。
広葉樹の尾根です。空を仰ぐと、きれいな葉がいっぱい。
釈迦ヶ岳 小さな秋、キノコたちが早くも現れ始めました。
小さな秋、キノコたちが早くも現れ始めました。
釈迦ヶ岳 徐々に岩が出てきて、傾斜もきつくなってきます。
徐々に岩が出てきて、傾斜もきつくなってきます。
釈迦ヶ岳 鳴滝コバというところまで来ました。御在所岳、国見岳が見えてきました。
鳴滝コバというところまで来ました。御在所岳、国見岳が見えてきました。
釈迦ヶ岳 鳴滝コバのあとはしばらく傾斜が緩みましたが、再び急登が始まります。
鳴滝コバのあとはしばらく傾斜が緩みましたが、再び急登が始まります。
釈迦ヶ岳 丸太の階段が続く、きついところです。
丸太の階段が続く、きついところです。
釈迦ヶ岳 登りきると、標高890mの小ピーク。鳴滝コバよりさらに眺望が開けます。
雨乞岳1238mです。手前は水晶岳954m。
登りきると、標高890mの小ピーク。鳴滝コバよりさらに眺望が開けます。 雨乞岳1238mです。手前は水晶岳954m。
釈迦ヶ岳 またしばらくは緩斜面。下りも出てきます。
またしばらくは緩斜面。下りも出てきます。
釈迦ヶ岳 鞍部で、庵座谷への分岐を過ぎ、笹の中の急登が始まりました。これからが本番です。この鞍部から釈迦ヶ岳最高点まで、標高は879mから1097mまでの218mを水平距離520mで登ります。平均勾配は0.419なので、傾斜角は24.8度です。なかなかの急登ですね。
鞍部で、庵座谷への分岐を過ぎ、笹の中の急登が始まりました。これからが本番です。この鞍部から釈迦ヶ岳最高点まで、標高は879mから1097mまでの218mを水平距離520mで登ります。平均勾配は0.419なので、傾斜角は24.8度です。なかなかの急登ですね。
釈迦ヶ岳 左に、猫岳1058m。
左に、猫岳1058m。
釈迦ヶ岳 ニシキゴロモ(シソ科キランソウ属)
ニシキゴロモ(シソ科キランソウ属)
釈迦ヶ岳 岩の上を歩くことの方が多くなってきました。
岩の上を歩くことの方が多くなってきました。
釈迦ヶ岳 大蔭のガレの上端が見えてきました。あの左上が最高峰です。ものすごい高度感で、「こんなの登れるの?」っていう感じです。
大蔭のガレの上端が見えてきました。あの左上が最高峰です。ものすごい高度感で、「こんなの登れるの?」っていう感じです。
釈迦ヶ岳 尾根は岩場となり、左山腹の迂回路に入ります。
尾根は岩場となり、左山腹の迂回路に入ります。
釈迦ヶ岳 迂回路から稜線に戻る登り。ここもきついです。
迂回路から稜線に戻る登り。ここもきついです。
釈迦ヶ岳 この岩場は通らず、右の樹木の中を登ります。急登で息が上がるところ。
この岩場は通らず、右の樹木の中を登ります。急登で息が上がるところ。
釈迦ヶ岳 振り返ると、重なり合う御在所岳、国見岳。
振り返ると、重なり合う御在所岳、国見岳。
釈迦ヶ岳 松尾尾根道と合流です。釈迦白毫(びゃくごう)というそうです。白毫とは仏像の眉間にあって光明を放つ白い巻き毛のことだそうです。
松尾尾根道と合流です。釈迦白毫(びゃくごう)というそうです。白毫とは仏像の眉間にあって光明を放つ白い巻き毛のことだそうです。
釈迦ヶ岳 釈迦白毫からのパノラマです。雲母峰から銚子ヶ口、猫岳まで。
釈迦白毫からのパノラマです。雲母峰から銚子ヶ口、猫岳まで。
釈迦ヶ岳 一旦下って、大蔭のガレの縁を登ります。その上が最高点。
一旦下って、大蔭のガレの縁を登ります。その上が最高点。
釈迦ヶ岳 大蔭のガレをのぞき込みます。正面は猫岳。
大蔭のガレをのぞき込みます。正面は猫岳。
釈迦ヶ岳 オトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属)です。
オトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属)です。
釈迦ヶ岳 県境稜線の一つ向こうのクラシ尾根のさらに向こうの銚子ヶ口の尾根のさらに向こうにあるタイジョウ1060mです。形が特徴的なので、遠くからでもわかります。
県境稜線の一つ向こうのクラシ尾根のさらに向こうの銚子ヶ口の尾根のさらに向こうにあるタイジョウ1060mです。形が特徴的なので、遠くからでもわかります。
釈迦ヶ岳 最後の急登です。これを登りきると・・・
最後の急登です。これを登りきると・・・
釈迦ヶ岳 釈迦ヶ岳の最高点、1097mに到着です。ヤレヤレ。駐車場からちょうど2時間半かかりました。
釈迦ヶ岳の最高点、1097mに到着です。ヤレヤレ。駐車場からちょうど2時間半かかりました。
釈迦ヶ岳 急登の連続の後ですから、Beerが最高にうまかったです。以下はここからの眺め。新しい山が見えてきました。
急登の連続の後ですから、Beerが最高にうまかったです。以下はここからの眺め。新しい山が見えてきました。
釈迦ヶ岳 黒尾山949m。銚子ヶ口から永源寺ダム方向へ尾根つながりです。
黒尾山949m。銚子ヶ口から永源寺ダム方向へ尾根つながりです。
釈迦ヶ岳 日本コバ931m。巨大な平頭山です。
日本コバ931m。巨大な平頭山です。
釈迦ヶ岳 三角点山頂に寄りました。三等三角点「釈迦ケ岳」、標高は1092mです。三重側の木が切られて、以前よりずいぶんと眺望は良くなりました。
三角点山頂に寄りました。三等三角点「釈迦ケ岳」、標高は1092mです。三重側の木が切られて、以前よりずいぶんと眺望は良くなりました。
釈迦ヶ岳 見下ろすと福王山。
見下ろすと福王山。
釈迦ヶ岳 こちらは尾高山。あのてっぺんにある展望台から見た釈迦ヶ岳の姿は、すごく印象的でした。
https://yamap.com/activities/15302826
こちらは尾高山。あのてっぺんにある展望台から見た釈迦ヶ岳の姿は、すごく印象的でした。 https://yamap.com/activities/15302826
釈迦ヶ岳 県境稜線を猫岳方面に歩きます。ダンボールで作ったかのようなキノコ。
県境稜線を猫岳方面に歩きます。ダンボールで作ったかのようなキノコ。
釈迦ヶ岳 この岩峰はハライド908mです。
この岩峰はハライド908mです。
釈迦ヶ岳 シメジ系のキノコです。
シメジ系のキノコです。
釈迦ヶ岳 先ほど歩いた大蔭のガレの上の稜線がはっきりと。なかなかすごいところを歩いてたんだ・・・
先ほど歩いた大蔭のガレの上の稜線がはっきりと。なかなかすごいところを歩いてたんだ・・・
釈迦ヶ岳 猫岳に着きました。顔も猫にしてみました。
猫岳に着きました。顔も猫にしてみました。
釈迦ヶ岳 さっきの尾根とは打って変わって、県境尾根は伸びやかな稜線です。
さっきの尾根とは打って変わって、県境尾根は伸びやかな稜線です。
釈迦ヶ岳 御池岳1247m。鈴鹿の盟主の貫禄たっぷり。結構遠いのですが、今日ははっきりと。
御池岳1247m。鈴鹿の盟主の貫禄たっぷり。結構遠いのですが、今日ははっきりと。
釈迦ヶ岳 天狗堂988m。中央の富士山型の峰です。
天狗堂988m。中央の富士山型の峰です。
釈迦ヶ岳 ツツジの稜線歩き。アセビ、シロヤシオなどの樹がたくさんあります。花のころはきれいだろうなぁ・・・
ツツジの稜線歩き。アセビ、シロヤシオなどの樹がたくさんあります。花のころはきれいだろうなぁ・・・
釈迦ヶ岳 左から、大峠ノ頭1087m、水舟ノ峰1067m、銚子ヶ口西峰1065m、三角点峰1077m、東峰1070m。
左から、大峠ノ頭1087m、水舟ノ峰1067m、銚子ヶ口西峰1065m、三角点峰1077m、東峰1070m。
釈迦ヶ岳 ヤマジノホトトギス(ユリ科ホトトギス属)いよいよ秋の花が咲き始めています。
ヤマジノホトトギス(ユリ科ホトトギス属)いよいよ秋の花が咲き始めています。
釈迦ヶ岳 さすが、猫岳。みごとに猫の頭です。
さすが、猫岳。みごとに猫の頭です。
釈迦ヶ岳 ねっ。
ねっ。
釈迦ヶ岳 ここにも猫の頭。左が、猫岳、右が釈迦ヶ岳最高峰。
ここにも猫の頭。左が、猫岳、右が釈迦ヶ岳最高峰。
釈迦ヶ岳 こんな感じ!?モデルはうちのレオ君でした(*^^*)
こんな感じ!?モデルはうちのレオ君でした(*^^*)
釈迦ヶ岳 アセビ。こんな季節に新芽が出てるんですね。
アセビ。こんな季節に新芽が出てるんですね。
釈迦ヶ岳 イブネ1160mの巨体です。
イブネ1160mの巨体です。
釈迦ヶ岳 再び、大蔭のガレの上の稜線。左が最高点です。
再び、大蔭のガレの上の稜線。左が最高点です。
釈迦ヶ岳 稜線から離れて左山腹を行く縦走路。
稜線から離れて左山腹を行く縦走路。
釈迦ヶ岳 やがて、羽鳥峰823mに到着です。
やがて、羽鳥峰823mに到着です。
釈迦ヶ岳 山頂では大きなグループがコーヒータイムでした。
山頂では大きなグループがコーヒータイムでした。
釈迦ヶ岳 羽鳥峰峠から、猫谷を下ります。どうしてここらあたりは、猫がこんなに登場するのでしょうか?
羽鳥峰峠から、猫谷を下ります。どうしてここらあたりは、猫がこんなに登場するのでしょうか?
釈迦ヶ岳 砂防堰堤横の急降下。
砂防堰堤横の急降下。
釈迦ヶ岳 ちょっと飲んでみました。なかなか美味しかったです。この石積みの堰堤は、おそらく明治時代にオランダ人技師たちの指導で作られた堰堤でしょう。有形文化財に登録されています。
ちょっと飲んでみました。なかなか美味しかったです。この石積みの堰堤は、おそらく明治時代にオランダ人技師たちの指導で作られた堰堤でしょう。有形文化財に登録されています。
釈迦ヶ岳 エダナナフシ(ナナフシ科ナナフシ属)です。山でもめったに会えない、珍しい虫ですよね。
エダナナフシ(ナナフシ科ナナフシ属)です。山でもめったに会えない、珍しい虫ですよね。
釈迦ヶ岳 河原を歩くところも。やがて林道に出て、朝明に下っていきます。
河原を歩くところも。やがて林道に出て、朝明に下っていきます。
釈迦ヶ岳 ヘクソカズラ(アカネ科ヘクソカズラ属)なんとも気の毒な名前です。葉や茎をもむとくさいからということですが、ぼくはそんな嫌なにおいには感じませんが・・・・。花の感じから「ヤイトバナ」や、
「サオトメバナ」という異名もあるそうです。
ヘクソカズラ(アカネ科ヘクソカズラ属)なんとも気の毒な名前です。葉や茎をもむとくさいからということですが、ぼくはそんな嫌なにおいには感じませんが・・・・。花の感じから「ヤイトバナ」や、 「サオトメバナ」という異名もあるそうです。
釈迦ヶ岳 ボタンヅル(キンポウゲ科センニンソウ属)蔓性の植物です。初秋頃白い花を咲かせます。花糸が長く、萼片と同じかさらに長いので、センニンソウと見分けられます。このあとすぐに駐車場到着。
ボタンヅル(キンポウゲ科センニンソウ属)蔓性の植物です。初秋頃白い花を咲かせます。花糸が長く、萼片と同じかさらに長いので、センニンソウと見分けられます。このあとすぐに駐車場到着。
釈迦ヶ岳 おまけ:今回は通りませんでしたが、庵座谷ルートを登ると、途中で見られる庵座の滝です。鈴鹿でも最も大きな滝の一つでしょう。2004/8/13
おまけ:今回は通りませんでしたが、庵座谷ルートを登ると、途中で見られる庵座の滝です。鈴鹿でも最も大きな滝の一つでしょう。2004/8/13

活動の装備

  • ペンタックス(PENTAX)
    smc PENTAX-DA 18-250mm
  • その他(Other)
    チエストハーネス(エツミ)

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