奥深き山の懐で見た夢💤

この時期、探したい花がある。去年、探しあぐねたが、作礼山に咲いているという。それは、ミヤマウズラ。前回は、イチヤクソウを探したが、時間がなく断念。そのため、今日は、下からではなく栗の木から出発。あちこち探して、何とか発見。小さいので、なかなか分からなかったが、これで一安心。その後、奥作礼に向かう。897ピークから880ピーク、832ピークから山瀬林道へ。標識もテープもあるが、奥作礼は、そんな容易いものではなかった。踏み跡は薄く、道は荒れ、夏草が行く手を阻む。しかし、ふと迷いこんだ所で、何とナツエビネに遭遇。ナツエビネが、まさか作礼山に咲いているとは。薄紫の花は、まさに夏の色。これは夢なのか？しかし、感傷に浸る間もなく、倒木に覆い尽くされた急斜面、道を塞ぐ夏草が待ち構えていた。ようやく、林道に出て、ホッとするも束の間、炎天下の林道歩きとなる。白木秘境の入り口で引き返し、9合目登山口に向かう。が、ここもまた、一面の枯れ枝と夏草の藪が待ち受ける。急登を登り、やっと9合目に到着。やはり、この時期の奥作礼は厳しい。しかし、何とか道迷いしなかったのも、亀らマンさんや山オタクさん達が整備してくれたから。改めて、感謝感謝👏。しかし、作礼山は何と奥深いことか。山の懐で出会ったのは、やはり夢の出来事だったのかも💤。