活動データ
タイム
04:03
距離
6.9km
のぼり
627m
くだり
631m
活動詳細
すべて見る久しく能勢・剣尾山に登っていない。好天の天気予報なので約1年振りに剣尾山に登ることに決め、朝6時過ぎに家を出た。 いつも登山口付近の道路の路肩に車を駐めていたが、1年振りにくるとこれまでと少し様子が違う。マス釣り場ができたようで、路肩の駐車は禁止となっている。「この剣尾山でマス釣り…???」と思いつつ車を進めて、さらに奥の駐車ができる開けた場所まで行って車を駐めた。 登山の準備を整えて、横尾山方面から登る通常とは逆コースの取付き地点まで戻り、沢を渡渉して登山道に入る。蒸し暑さがなく爽やかで気持ちが良い。登っていくと、これ又1年前とは様子が違うところに出る。フェンスが設置され、その向こうの木々が伐採されていた。何かできるのだろうか?あまり自然を壊さないで欲しいなと思いながら足を進めた。 横尾山に近くなると、登山道に落ちているまだ青い栗が目立ち始めた。結構沢山の落ちている栗を見ると「もう秋だなぁ」と思う。剣尾山の頂上に着くとススキも風に吹かれて揺れている。大きな栗の木には栗が鈴なりだ。山の上はもうすっかり秋になっているようだ。山頂で今まで見たことのない赤い花を見つけた。白い花が咲いている木もある。羽を痛めているキアゲハが、蜜を吸うためか花から花へと飛び回っていた。帰宅後調べてみると、クサギという花のようだ。臭木と書く。草木染めをしている相方の話では、この花は草木染めに使われるそうだ。花は赤いが、染めると青い色になるという。 山頂を後にして月峯寺跡まで下りてくると、木と木の間に絵巻物らしきものが掛けられて、高齢の男性が通りかかった登山者にその説明をしているのがみられた。郷土史家の福畑さんとのこと。一緒にその説明を聞く。アメリカの国立フリーア美術館所蔵の「槻峯寺建立修行縁起絵巻」の説明をされていた。きれいに印刷されているチラシもいただいた。 行者山を過ぎて、下りの長い階段が続くあたりまで来ると、以前より明るく感じる。杉が間伐されてその分明るくなったようだ。 久し振りの剣尾山だったが、1年前とは色々な変化があった。マス釣り場等新しい施設ができた半面、登山道がかなり荒れているように思われる。行政も予算等の制約はあるとはいえ、時々は登山道の整備もして欲しいものだ。
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