活動データ
タイム
06:20
距離
32.3km
のぼり
3015m
くだり
3117m
活動詳細
すべて見る※ 実際の歩行距離は9kmぐらいです。 今回もわからない花の名前をかぐや爺さんに教えていただきました。 ありがとうございます。 中津山は不遇の山だ。 兄弟分の国見山に美味しいとこばっかり持っていかれて影が薄い。 剣山系、祖谷山系で山座同定する際に、中津山はその秀麗な姿から山座同定されやすい。 腕山牧場などから中津山を見ると、ツギハギ山と言いたくもなるがそれはご愛嬌。 対して国見山は、冬は霧氷発生確率の高さから抜群な人気を誇り、確固たる地位を築いている。 春はレアな花が咲くことからこれまた人気となる。 夏秋は寂しいけど、中津山は1年を通して登山客が極端に少ない。 国見山は山座同定する際に、中津山に比べて遥かにわかりにくい。 その山容も特徴なく広がっている。 なので余計に中津山は見る山だ的に思われているのだろうか...... 去年10月に初めて中津山に登った。 紅葉も綺麗だったし、行場や崖っぷちの神社など見所もあって大満足だった。 やはりこの時も誰にも会わず静かな中津山を独り占めできた。 今回はとくに何もない時期なので余計誰にも会わないだろう。 実は中津山は駐車する場所がない。 止めたい場所にお家の方がいらしたら、断りを入れて止めさせていただける。 そういう仕組みになっている。 止めてもよさそうな所はあるが、駐車禁止の札がある。 登山口から1.5kmほど手前の土砂捨場跡に駐車してスタート。 そうこうしているうちに、そのだいぶ先の所で断りを入れて駐車していた香川のご夫婦がいらした。 そこで農作業されていたおじさんが、中津山行くんな?と聞いてきた。 ガスってますねえと返事すると。 さっきまで晴れてたけど、三脚構えてセルフ撮影している人が来た途端にガスったと言うじゃないか (゚▽゚;) すみません嘘つきました。 昼ぐらいにはガスも切れるかもしれんでーとおっしゃった。 その後も、山頂直下で若者が登ってきた。 おおこれはかなり珍しいことだ! 行きに間違えて将軍神社から登ったんだけど、帰りは通常の登山口目指して降りた。 すると途中で道が分岐した。 左折か直進か。 前回登ったときは、行きは登山口からで、帰りは将軍神社に降りた。 なので覚えていない。 左折が妥当かと思ったのに足は直進していた。 道はあるんだけど荒れ気味で最近人が歩いたような雰囲気がない (゚▽゚;) どこかには降りられるだろうが、栗を連れて帰るというミッションが残っているのだ! そう、行きに大きなイガグリがいっぱい落ちているのを見つけた。 山にある栗の木ではなくて、集落によくある低木の栗の木なんだけど、山に生えているので連れて帰っても誘拐にはならないと認識した。 そんなもんで、直進をやめて、左下に見える青い屋根のお家が登山口のお家だと思って青い屋根目がけて降りた。 しかしそのお家はどこだか知らないけど、登山口からは離れたとこだと悟った。 その廃屋に降りようとしたけど、足場が不安定なので断念。 横移動していくと立派な道があって下から話し声が聞こえてきた。 その声の主にかなり近づいているのに道がなくなって藪になった (゚▽゚;) 藪を掻き分けて行くと、おいおいまた変わったとこから出てきたなあとゆわれた (^。^;) しかし道を目前にして結構な段差があってオッサンには降りられない。 降りられそうな所ありますか?と聞くと、もうその藪を越してこっちに降りるしかないとおっしゃる。 マムシが千匹はいそうな草ボウボウを拝みながら押し倒して乗り越えて着地。 するとそこは行きにお話したおじさんの畑の前だった (^▽^;) てことはやっぱりだいぶ離れたとこに降りてきた。 そして栗を連れて帰るミッションを無事こなしてまたおじさんの所でしばしお話をした。 地元の方ではなくて、正面の山の向こうに住んでいるんだそうだ。 畑跡の草ボウボウを刈り取ってそれをさらにチップ状にして畑の土の中に混ぜ込むらしい。 3人で作業されていたが、機械を使っても1週間かかったそうだ。 マムシがめちゃくちゃいそうですねと伺うと、草ボウボウにはマムシはいないらしい。 やはり岩が一番多いとおっしゃった。 今日もまた色んな出会いがあり、楽しい山行となった。 山はもう秋に変わっていた。 まだアブやテジロもいたけど、ほとんどいなくなっていた。 これからは山に行きやすくなる (*^^*)
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