活動データ
タイム
09:27
距離
13.2km
のぼり
1447m
くだり
1467m
活動詳細
すべて見る昨年に清八山-本社ヶ丸を歩いた際に、南西側にドーンと構える立派な山容の山に目を奪われましたが、それが三ツ峠山だとすぐに分かって登ってみたいと思っていました。しかし、なかなか訪れる機会がなかったのですが、この夏は西丹沢方面ばかり歩いていたので、少し気分を変えて今回はここにしました。前日夜の天気予報では、大月や都留方面は朝から夜まで全部晴れマークでしたので、きれいに富士山が見られそうだと楽しみにしていましたが、見事に裏切られて朝から夕方まで真っ白。それでも雨は神奈川県内に入るまで降ってきませんでしたから、その点では助かりました。 ルートは一般的には南側から登るのが多いようですが、こちらからでは都留ICからすぐの位置にある北口登山道を使うのが得策で、ここからスタートすると清八山方面に進むことで、複数の周回コースを組み立てられるのも具合が良かったです。その下山ルートは『山と高原地図』では破線ルートになる大幡八丁峠ルートでも良かったのですが、すぐ手前から下るバリルートの鉄塔巡視径路があり、これを使うことにしました。それぞれ大変個性的なルートで、三ツ峠北口登山道はハードな登り区間が続くものの、いつでも目に入ってくる滝が目を楽しませてくれました。三ツ峠山は天気が悪くて隣りの山も真っ白な状態で、景観は楽しめませんでした。鉄塔巡視ルートは道をしっかり見定めて歩くバリエーションルートらしい楽しみが満載で、それぞれのルートに特徴があって面白いコースになりました。高低差が1000m以上になるため、なかなか疲れる登り区間が多いですが、充実感のある一日になりました。 【コース情況】 三ツ峠山北口登山道は始めのうちこそ一般登山道レベルの勾配ですが、すぐにキツい勾配の区間がずっと続くようになります。宝の山ふれあいの里近辺の標高が700mですから、林道区間も含めると山頂まで1000m以上の高低差を登ることになるので、仕方ないですが、長く続く沢沿いの区間はさほど勾配が厳しくないと思っていたのは誤りで、沢そのものがほとんど滝みたいな角度で流れ落ちていましたから、ルートの勾配も当然キツくなる訳です。ですから、中盤までは結構ロープ区間も多いですが、後半は同じように厳しい勾配でもロープはほとんどありませんので、下りで使うには難儀しそうです。とにかく滝が多いので、それらを楽しみながら登ることで、多少なりとも苦しさは緩和される気がします。 清八山から南に抜ける稜線ルートは問題なしですが、三ツ峠からの下りは北も南も勾配は結構しっかりしています。どちらかと言うと多くのハイカーは南側からのルートを使うようで、清八山方面は全体的に荒れた印象でした。 大幡山北側の鉄塔巡視ルートは、正規の登山道ではないので危険な区間や道迷いに注意しなければならない箇所が多いです。リボンのマーキングはそこそこありますが、前半で道ははっきり直進しているのに、左に埋め込み階段があってリボンもある急斜面を下る道が分岐していました。どこに出るのかは分かりませんが、本線はそのまま直進します。八丁峠方面の登山道と合流するしばらく手前の後半区間は、マーキングがなくなって踏み跡も消えてしまうところがありますが、尾根上の道でもないために、読図してもはっきりしないところがあります。ただ、鉄塔が大きな目印になりますから、仮に尾根上を進んで道を誤っても、下の鉄塔を確認してそちらに下るように踏み跡を探すと良いでしょう。最後の鉄塔から先の道は踏み跡もマーキングもしっかりしています。 大幡八丁峠ルートも特に問題ありませんが、利用者は多くないようで、今の時期でも積もった落ち葉が道を覆っていますから、これから冬にかけて一層道が隠れてしまいそうです。マーキングは充分あります。 休憩は三ツ峠北口登山道で3回ほど岩に腰掛けて休みましたが、その他にも撮影のために何度も立ち休みしています。御巣鷹山では山頂標柱を探すために電波塔の建物を一周しています。同様に、途中にあるピークの電波塔施設でも一周しています。三ツ峠山山頂ではゆっくりと昼食のために休憩を取っています。鉄塔巡視ルートではルート途中の最初に現われた鉄塔下で撮影のためにしばらく休みました。 ※ 累積標高はおよそ1500mほどになります。
活動の装備
- その他(Other)CANMORE
- ペンタックス(PENTAX)アサヒ・ペンタックスSP
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