悪路バティックいなトレ☆ショート(藤原岳〜銚子岳〜竜ヶ岳)

年に数回やってるいなべ市の山を中心とした縦走、悪路バティック。悪路、難路として名高い孫太尾根や福王山難路といったバリエーションを使う事から悪路バティックと名付けたんだけど夏は道の悪さプラス、ヒルも加わって悪路バティックに相応しいコンディションになる(笑 宇賀渓をスタートしたら山には背を向けて国道を走って東海自然歩道経由で孫太尾根へ。 途中、マイハウスに寄り道してヤギさんにご挨拶。東海自然歩道にこだわらずマイハウスにも寄り道しなければ距離も時間も短縮は可能。 孫太尾根は序盤の1kmくらいはヒルの巣窟だからひとたび登山道に入ったら一度も立ち止まらずに先へ進むべし。でも今回はヒルっ気がなかった気もする(ジョニーかけまくってたが) 孫太尾根は距離が長い、岩稜帯(浮石)が多い、下草が生い茂ってる、急登直登、踏み跡不明瞭と難路に相応しい様相。軽い気持ちで入ると半べそ必至。 特に下りは誤って支尾根に降りてしまって道迷い遭難は過去に何度も起きてる。 孫太尾根は下草の少ないヒルもいない春秋に行くべき(笑 草木は巻道があるが高低差はそんなに無いし巻道の方が道が悪いから積極的に利用する価値は薄い。下りで巻道を使って誤って支尾根に降りて遭難騒ぎがあったのがこの巻道。 草木を過ぎれば悪名高い多志田山からの急登。 踏み跡はないので目立たないマーキングを頼りにお好きなように登ればいい(笑 足元は粘土質で滑りやすく嫌になる事必至(笑 多志田山を越えると眼前に藤原岳への最後の急登が立ちはだかる。 もう帰ろうってなるよ(笑 出だしこそ粘土質だけど後半は崩れやすい落石必至の岩稜帯で高度感もあり腰引ける(笑 でもここから眺めはすごく良くなる。達成感は高いね。 藤原岳から県境縦走路へは基本は山腹道を使うがこの分岐がまた分かりづらい。急登の下り始めてすぐに分岐があるけど標識なし。(ズレた場所に分岐用ではない標識はある) 樹林帯の中を覗き込んでもマーキングが見当たらない踏み跡もない道なんかあるわけない(笑 そんな感じ。ある程度先へ進むと踏み跡もマーキングもハッキリしてくる。 とにかく滑りやすい分かりづらい。 山腹道への分岐が分からなければ尾根芯に多志田山まで行けばいいけどね。 山腹道を抜けて多志田山の下の県境縦走路に出たら割と道はよくなる。気本は尾根芯だし。 ただマーキングは少ない。迷い尾根さえ気をつければ大丈夫だろうけど。 (迷い尾根で迷いましたって方、何人も知ってるw) 銚子岳に行く途中で(治田財産区8番)5人パーティーにあう。 銚子岳山頂では二人組にあった。縦走路であったのはこの２組のみ。 銚子岳から激下って静ヶ岳への登り返しは広尾根もあって少し分かりづらいかも。マーキングは増えるから迷わず行けるはず。 この頃にはかなり脚が終わってて三池まで行くか止めるか悩みながら歩いてたっけ。 治田峠分岐で竜の登山道に復帰。ここから竜の頂を見るといつも元気をもらえる！ サクッと登頂してサクッと下山決定(笑 かくして三池なしのショートコースとなりました〜