活動データ
タイム
02:58
距離
4.7km
のぼり
395m
くだり
414m
活動詳細
すべて見る夏山ガイドに追加された山、朝里天狗岳へ登ってきました。 小樽方面から道道1号線を定山渓方面に進み天殻橋を渡って少し行った右側に駐車スペースがあり、9:35ここからスタートする。 小樽方面に向かってまた天殻橋を渡って500mほど進んだ辺りに道道の10.8kmのキロポストを越えた右手に登山口がある。 9:41登山道に入る。 最初は高圧電線の管理道が登山道になる。 きちんと刈り払われて歩きやすいが傾斜はきつめ。 鉄塔をくぐって進むと沢が現れます。 1回目の渡渉をして沢沿いに築かれた再生プラスチックの階段を登ります。 2回目の渡渉をして間もなく第一分岐になる。 ここで管理道は終わりで本来の登山道になる。 第一分岐から間もなく3回目の渡渉でしばらく進むと第二分岐にぶつかる。 直進にも踏み後があるが行く先不明。 白樺にマーキングされた通り左に進路をとります。 ここから山頂までは一本道。 最後の4回目の渡渉をすると道は笹や枝葉が濃くなるが踏み後もしっかり付いておりピンクテープの道標も十分すぎるくらい縛ってあるので迷うことはない。 さらに進むと勾配もややきつくなり、枝葉も濃くなる。 ピンクテープも年季の入ったオレンジに変色したモノや水玉ピンクの布を使った昭和レトロな道標も目に付くようになる。 やがて木々が薄くなったかと思うとゴッロっとした岩と青空が視界に飛び込んでくる。 岩場を登り詰めたところが山頂で10:36山頂到着。 眺望は非常に良い。 山頂標識はあるが、すすけて文字が読めない。 土鉛筆でなぞって文字を浮き出し記念撮影をする。 しばらく山並みを眺めた後、さらに奥の見晴台に向かう。 20mほど進むと見晴台に着きます。 見晴台に人の姿が無く貸切状態。 眼下に朝里ダムと小樽築港、赤岩山のある祝津方面、右を向くと奥に石倉山、手前に屏風岳、左に目を向けると余市岳と朝里岳。 標高は683mの低山だが遮るものがなく眺望は抜群!! 穴場と言われるのも頷ける。 一通り山並みを写真に収めて一服することにする。 今日は久々の山頂カフェのオープン!!お湯を沸かしてコーヒーを入れる。 景色が良いとコーヒーも美味い。 しばらくまったりしながらコーヒーと菓子パンを堪能していると、どうも雲行きが怪しくなる。 黒い雲が頭上に来たなと思ったら雨がパラパラと降り出した。 あっという間の山頂カフェ閉店、あわてて片付けて木々の中に潜る。 仕方なく山頂に向けて戻りだすと人の声が聞こえる。 カップルらしい二人とすれ違う。 山頂に着くと雨が止んだので、ザックを下ろし一服再開する。 間もなく先ほどすれ違った二人が戻ってくる。 眺望の良さについて少し会話を交わした後、二人は下山して行った。 地図とコンパスを出して近隣の山々との位置関係を確認したり、写真を撮ったりしてしばしくつろいだ後、12:00自分も下山を開始する。 第一分岐の手前あたりで先行の二人に追いつき、「お先にどうぞ」されたので遠慮なく追い越してドンドコ下る。 12:28登山口到着、駐車場に向かって道路を進み12:34駐車場到着。 先ほどの二人の車だろう、自分の車の横に停まっている車をみると助手席の車の窓が全開に空いている。 「無用心だな」と思っていると地面にガラスの破片が散乱している。 良く見ると助手席の窓が割られているではないか。 駐車場に向かって戻ってくる二人の姿を見つけ慌てて呼び窓が割られていることを告げる。 どうやら車上荒らしにあったようだ。 助手席にバックを置きっぱなしだったらしい。 幸い自分はシートに何も乗ってなかったのでターゲットから外されたらしい。 帰りがけに駐車場の写真を撮影する予定だったが、そんな雰囲気でもなく二人が警察や関連部署に電話連絡してる中、女性の方に軽く頭を下げ駐車場を後にする。 どこにもぶつけれない憤りと今後の駐車に不安が募る。 自分自身は無傷で何も悪いことをしているわけじゃないが、何となく後味が悪いような暗い気持ちになった。 それだけの出来事で、楽しい登山がある意味忘れらない残念な登山になった。 皆さんも車上荒らしには気を付けましょう(と言っても気をつけようが無いですが、、、)。
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