活動データ
タイム
06:13
距離
10.7km
のぼり
568m
くだり
710m
活動詳細
すべて見る台風一過で長野県も梅雨明けとなり、いよいよ夏山シーズンの幕開けとなりました。 今回はババ会メンバーで関西在住の山ガールさんが来訪されたので北八ヶ岳周回トレッキングへ行ってきました。 午前5時半に白馬を出発し登山口である麦草峠へ到着したのが8時前でした。辺りはガスと強風で少し心配気味のスタートとなりました。YAMAPの地図をダウンロードし記録しようと思いきや携帯の電波が圏外....前回同様YAMAPの記録が出来ない状態で登り出す事に.... 登り出しからすぐに苔が一面に生えた白びその樹林帯へ.... 八ヶ岳は苔が見事な事で有名ですがこのコースももののけの森を思い起こさせるほど素晴らしい苔が生えた樹林帯が広がっていました。 なだらかなコースでしたが石がゴロゴロでその間が水たまりとなっていてやや歩きにくい登山道でしたがバランスを取りながら登っていきました。 第1の目的地、茶臼山に近づいてくるにつれ徐々に斜度がきつくなっていき細目に休みを入れ息を整えながら登っていきました。 途中で、携帯の電波が入ったのですぐさまYAMAPの地図をダウンロードし記録を開始しました。 やっとの事で無事、茶臼山に登頂し水分と行動食を補給、次の目的地の縞枯山へ向けて出発する事にしました。 しばらく急坂を下っていくと鞍部へ...立ち枯れのシラビソが立ち並び高山らしい風景を醸し出していました。 再び縞枯山への登り返しに突入、茶臼山程ではありませんでしたがこちらも中々登り応えのある山でした。 縞枯山はさほど眺めも良くなかったので小休止をしたのち最終目的地の北横岳へ向けて出発する事にしました。 縞枯山からの下りは半端ない急坂で改めて下りコースに選んで正解だったと思いました。 足がガクガクする中、足を進めると急に視界が広がり雨池峠へ... 思わずビックリしたのがスカートにサンダル履きのお嬢さんがお散歩していました。 この方々は北八ヶ岳ロープウェイを利用してこられた観光客ですが、登山途中でこのような方々とお会いすると何だか拍子抜けするような感じでした。 笹のブッシュを軽快に歩き、縞枯山荘の前を通過、暫く行くと北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅付近に広がる坪庭へ.... トイレ休憩の為、ロープウェイの駅舎で小休止し、信じられないくらいの観光客の中を進んで行きました。 坪庭を過ぎ登山道に入ると九十九折れの急登が続き慎重に高度を上げていきおよそ1時間で北横岳ヒュッテに到着、この頃から雨がパラパラと.... 天候の急変が気になるので少し休んだだけで再び登行、かなりの急斜面を20分ほど登ると.... 最終目的地の北横岳(南峰)へ登頂.... でも、山頂は横殴りの雨と強風でゆっくりしていられる状態ではなくピークハントと写真を一枚撮っただけで双耳峰となっている北横岳(北嶺)へ.... 北嶺は幾らか風は弱かったですが、雨脚が強くなってきたのでここでも写真一枚とって下山開始する事にしました。 あ~ん、私の一番の楽しみである頂上での男飯は今回は断念せざるを得ませんでした。 判断して北横岳ヒュッテまで下りて雨の中の男飯、雨とかなりの寒さだったので写真も撮らずそそくさと頂いて急いで下山する事にしました。 坪庭まで下り、そこから麦草峠まではなだらかな森の中の登山道を進んで行きますが、ここの苔生した森も目を見張るものがあり、何度も立ち止まりながら北横岳の森を堪能しました。 およそ2時間で麦草峠手前の国道へ出てあとは国道を30分ほど登って無事駐車場へと戻ってくる事が出来ました。 全身ずぶ濡れにはなりましたが、程よい距離と素晴らしい森で十分満足できるトレッキングとなりました。 晴れていると甲府盆地や南アルプス、浅間山から南八ヶ岳と大パノラマも楽しむ事が出来たのですがそれを差し引いても価値のあるコースだと思いました。
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