活動データ
タイム
02:50
距離
10.0km
のぼり
1187m
くだり
1187m
活動詳細
すべて見るアラスカで開催されるような極限に近いアドベンチャーレースの環境で開発されたSCARPA ATOMは驚くほど履き心地がよく、足全体を包み込むようなシューズです。 指先で地面を掴むような感覚でグイグイ登れる「指先感覚」という謳い文句もヨーロッパのバーティカルレースを意識したモデルだと言われればそれも納得。 縦方向の移動が続く山岳地帯で、前足部で地面をとらえて踏み込んでいくのに強みを発揮するのだという説明を受け、粟ヶ岳にはもってこいのギアだと思いWEST三条店で珍しく定価購入。 とまあ、ウンチクは全て後付け(笑) 実は一年前にセールで買ったサロモンのトレランシューズがヘタってきて、グリップ力がかなり弱くなっていました。 そのことは自覚していたのですが、もったいないのでそのまま使っていたら、先日の西蒲三山縦走往復で滑りまくり、転びまくりで、結構、大変な目に遭ってしまいました。 このままでは打撲や擦り傷では済まないくらいの大怪我をしそうだったので、緊急的に靴を買いに行ったら、セール品でサイズの合う靴がなく、やむなくSCARPA ATOMを買ったというわけです。 他にも店員さんオススメはイノヴェイトというブランドや、モントレイル カルドラド、ALTRA SPERIOR 3.0などを勧めてくれましたが、履き心地の良さでSCARPA ATOMにしました。 ちなみにALTRA SPERIOR 3.0とSCARPA ATOMはメガグリップ採用モデルです。メガグリップとはというビブラム社のアウトソールで、驚異的なグリップ力のあるという素材です。先日のトレラン教室で、世界的なトレイルランナー松永紘明さんがこのメガグリップをものすごく推していたので、それを覚えていました。 以来、ずっとメガグリップを探していましたが、最新モデルにしか採用されていないようですね。セール品にはありませんでした(笑) というわけで、早速、実践投入です。 驚きました‼️ まるでスパイダーマンのように靴が地面に吸い付いて全然滑りません。今までの靴は一体何だったのか・・・。毎回、山登りでは一度は転んだりするもので、私はそれを体幹の強さ不足のせいだと思っていましたが違います。靴です(笑) 台風が迫り来る中、強風の粟ヶ岳でしたが、ほどなく山頂から下山。メガグリップの真価は下りでこそ発揮します。 独り言ですが、あまりにも滑らないので「すげー!」「おー!!」と連発しながら下山。セール品で9千円くらいのシューズを買うくらいなら、もうちょっと奮発してもメガグリップモデルを買うべきです。それほど価値のあるシューズです。このように滑らない靴を開発するなんて、人類はなんと素晴らしいのでしょうか。 滑らないので、足を置く位置を迷わなくて済むというのは、意思決定が速くなり、タイムアップにつながるだけでなく精神的な負担が軽減されます。 EPSONのGPS腕時計のナビゲーション機能でも思いましたが、不安が付きまとう山の中で迷わなくて済むということはどれだけ心強いことか。 話は横道に逸れますが、日本人で初めて9秒台を叩き出した桐生選手はスランプで自己記録を4年も更新できず迷っていたそうです。 一からではなくゼロから身体作りをしたい。その思いからハンマー投げ金メダリストの室伏広治の門を叩きます。 そして、室伏独自の理論によるトレーニング方法に心酔し、もう迷うことがなくなったと言います。 そのトレーニングの効果の有無は置いておいても、俺は世界の頂点に立った室伏広治から教えてもらっているということ自体で迷いがなくなり、自信につながっているのだとインタビューで答えていました。 桐生選手は迷いを断ち切ったことで日本人初となる9秒台を記録したのです。 人生は選択の連続です。会社のこと、家庭のこと、プライベートのこと、悩みは尽きませんが、迷わなければ、より強く生きることができます。 目的に対して迷わずに進むことができれば、限られた時間である人生をより豊かなものとして送ることができるでしょう。 GPS腕時計のナビゲーション機能やメガグリップの滑らないソールのように、迷わなくても済むような強い信念を体得し、自分の道を切り拓いて行きたいものです。
動画
活動の装備
- ミレー(MILLET)ドライナミック メッシュ ボクサー
- ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)ティーアール10
- その他(Other)WristableGPSforTrekランニング登山用GPS3D標高ナビゲーションMZ-500L
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