活動データ
タイム
09:04
距離
10.5km
のぼり
1479m
くだり
1476m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【アクセス】 富山から国道41号線から安房峠を経由し上高地を横見に安曇野までくると、登山口の駐車場まで休憩を含めて3時間15分くらいかかりました。沢渡を過ぎてからは狭くて暗いトンネルが多いのに、大型の観光バスがやってくるので運転に神経を使って疲れました。このため、北陸自動車道〜上信越道経由で行くのもアリだと思います。 中房温泉までの道は舗装されていますが、林道のように曲がりくねってすれ違いができない細い部分もあり注意が必要です。 到着した時間が中途半端だったのか、登山口手前の駐車場は全て満車だったので、少し下がった空き地に停めました。これからのハイシーズンでは駐車場の確保は難しいと思いますので、町の中に駐車してバスで来るのが良さそうです。下山した21日も団体さんが続々と登ってこられました。 【コース】 人気の山だけに登山道はしっかりと整備されてあり特に危険な箇所は無く、歩きやすかったです。稜線の手前に鎖場がありますが必要は無いくらいでした。登山道を整備して頂いた方々に感謝です。 【感想/記録】 7月の3連休は台風11号の影響で残念なお天気でしたが、最終日のお天気は良さそうな予報だったので、休暇を頂き一泊で前から行きたかった北アルプスの女王と言われている燕岳へ行くことにしました。 登山口からはしばらく樹林帯が続き、お天気が良いと風が無いので暑くてたまりませんでした。稜線に出るまではガスっていることもあり風景の変化に乏しく、北アルプス3大急登と言われているだけあってなかなかの斜度の登山道が続きます。富士見ベンチ手前が一番の急登だったようです。 宿泊する燕山荘が見えてくると終盤ですが、見えてからが結構長かったですね。燕山荘までくると稜線に出るので景色が一変し、槍ヶ岳や北アルプスの山並みが見えて景色は最高でした。このため撮影をしまくり、燕山荘〜北燕岳〜燕山荘まではかなりの時間がかかっています。最初は雲が多めでしたが、次第に雲が少なくなり槍の穂先まで見えるようになりました。花崗岩の奇岩が見られる燕岳はこれまで見たことの無い風景で、有名なイルカ岩、メガネ岩も本物を見ることができました。しかし、食後に素晴らしい夕陽とはならずやや残念でした。写真には撮影できませんでしたが、雲の中で光る雷を初めて見ることができました。 燕山荘の部屋はいわゆるかいこ部屋と言われる、上下二段で天井が低い部屋ですが、幸い三畳に二人で宿泊できました。3連休中日の昨日は三畳に6人だったようです。ごはんも美味しく、トイレも新しく綺麗で臭気も無く水洗で、気持ち良く宿泊できました。この日の夕食は5時からと6時からの二回でしたが、満員だと何回転になるのでしょう。朝食は4時45分と5時30分からでした。 翌朝は朝4時前から起きましたが、やはり強風で寒さに耐えながら、ほぼ雲が無い快晴の中で御来光やモルゲンロートの槍ヶ岳や北アルプスの裏銀座の稜線、立山連峰など素晴らしい光景を目にすることができました。素晴らしいお天気だったのいつまでもここにいたい、大天井岳へ縦走や裏銀座まで縦走したいと言う考えを断ち切って下山しました。樹林帯に入ると晴れていても眺望は期待できないので、消化試合のようになり燕山荘から約2時間半ほどで下山しました。 【注意点】 樹林帯は幸い虫は少なめでしたが、燕山荘のベンチでくつろいでいるとブヨに喰われてしまいました ´д` ;。樹林帯では晴れていると汗だくになりますので、こまめに水分や塩分を補給することを気をつけ、タオルは大き目のを用意したほうが良いと思います。下山時は合戦小屋からトレッキングポールを使用しました。トレッキングポールがあると膝への負担が軽減でき楽でした。
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