白馬大池〜白馬三山〜鑓温泉 テント泊縦走

１日目 栂池高原スキー場ロープウェイ駅〜白馬大池（テント泊） ２日目 白馬大池〜小蓮華山〜白馬〜杓子岳〜白馬鑓ヶ岳〜鑓温泉 ３日目 鑓温泉〜猿倉 三度目の白馬は、白馬大池から小蓮華山を経て白馬へ向かいました。一日目大池までば天気も良く秋のハイキングのような楽しさ、白馬大池へテントを張り、のんびり２日目の登山の準備を整えました。夜は星空も最高。 ２日目は大池から白馬三山を超えて鑓温泉までの長い行程、今回の登山のメイン、果たして温泉までたどり着けるのか。大池から白馬までのなだらかな稜線はとても美しく、そして歩きやすい。心も軽やかに疲れを知らずぐんぐん足が伸びました。どこまでもこの稜線を歩いて行きたい、どこまでも歩き続けられそうな気分でした。 稜線を超えて吹いていた風は白馬を超えると猛烈な風に、白馬頂上では風速20mの予報。杓子岳から鑓ヶ岳間は飛ばされそうな風に耐えながら進みました。道幅はあるので風でよろけでも大丈夫なものな、風で常に崖っぷち側へ押されて歩くので心理的にはしんどい、気を緩められない。鑓ヶ岳の頂上直前の岩場では道幅の狭い箇所もあり、風が休む隙を瞬間を狙って横断。 鑓温泉へ向けて稜線を降りた途端に、ここまで7時間悩ませららていた強風は嘘のようにほぼ無風に。山の地形が生み出す現象、天候は本当に不思議。 この日の長い行程も鑓温泉がゴール、鑓温泉では山共が迎えてくれ、お腹いっぱいの食事とお酒、温泉に満たされとても幸せな気分。もう山を降りたくない(^^; ただこの夜は、鑓温泉小屋付近は夕方から突然の土砂降りに見舞われ、そしてその後強風が吹き荒れたのでした。温泉とワインであったまった体は、爆風でひしゃげるテントに押しつぶされそうになりながらも、あっという間に眠りに落ちて行きました。 楽しい三日間の秋の山旅でした。