活動データ
タイム
07:41
距離
10.6km
のぼり
1311m
くだり
1297m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今回の山行も道志方面にして、先日手製道標を設置した野原吊橋ルートで茅ノ尾根を使って大室山に登りました。前日にFacebookの「丹沢ハイキング」グループでのやり取りで、裏丹沢方面の交通手段がマイカー以外は大変厳しい情況で、いつも電車・バス利用の皆さんはなかなかこの魅力的なエリアを楽しみづらいとのことでしたので、せっかくだから裏丹沢方面に車でご一緒する(登山コースは各自バラバラ)方がいれば送って差し上げる旨を告知しましたら、丁度都内在住の女性ハイカーさんが大室山方面に登る予定だったので、タイミングがドンピシャで連絡を頂きました。 朝6時25分頃に海老名駅で待ち合わせ、彼女を神ノ川キャンプ場に送り届けたのが7時半頃。そこから一旦大渡で水を汲んでから和出村(道志の湯方面の丁字路)に寄ってから大室指に戻り、自転車を林道入口付近にくくり付けておきました。そこから野原駐車場に戻って車を止め、準備を整えてから茅ノ尾根野原吊橋ルートで登り始めたのが8時40分くらいになりました。 野原吊橋ルートは手製道標設置の時に比べて、台風で荒らされたためか、渡渉後の踏み跡がはっきりしない感じでした。一周して戻ってきてから帰り支度を整えた後、リボンだけ持って間違いやすいところにマーキングを追加しておきました。 茅ノ尾根は500mそこそこの地点から1587.6mの大室山に一気に登るようなルートですから、とにかくキツい登りだらけで疲れます。中間地点より大分進んだ辺りに、道志村役場が設置した新し目の道標があり、そこに「久保吊橋90分 大室山120分」となっていて、「えぇ~、まだ2時間も掛かるのかよ…」とガッカリしますが、実際は1時間ちょっとで到着できます(^∇^)b 天気予報は道志は朝からずっと晴れマークでしたが、残念ながら山を下りる頃まで曇っていました。山頂はガスっていまして、風が吹くと服に浸み込んだ汗が冷たくて、上着を着込んで昼食休憩を取りました。 下山は大室山北尾根で、未踏の大室沢ルートを歩いておくことが、今回の一番の目的でした。しかし、前に尾根ルートで登りましたが、下りではこの尾根道は踏み跡がはっきりしないので間違いやすいですね。一度ミスコース(と言うより、本来のルートがかなり厳しい傾斜で、皆それを避けているようです)して横の尾根にトラバースしました。その先でも某SNSのアプリに記載される「みんなの足跡」にあった、大室沢ルート分岐よりしばらく上の方から分かれる尾根を下ってみたら、とにかく軟らかい土と急斜面でとても歩きづらくて危険でしたので、ちょっと面倒でしたが、再びトラバースして正規の尾根に戻って、古道標のある分岐から普通に沢ルートに入りました。 以前大室山北尾根は大室指から尾根ルートで登りましたが、大室沢ルートは未踏でしたので、これを歩くことが今回の一番の目的でした。その大室沢ルートも相当な急勾配の斜面でしたが、踏み跡がしっかりしていてつづら折れして下るようになっていて、先ほどの真っ直ぐ下る尾根とは違ってしっかりしたルートでした。しばらくして隣の尾根(と言うか崖)を横切って涸れ沢に出ますが、その沢も倒木まみれでジャングルみたいでした。そのうち沢から離れて多少歩きやすくなりますが、ここは落石に要注意ですね。実際3回大きな音が聞こえました。その後、水流が現われ、先の方ではちょっとした棚沢になっていましたが、道の方は杉の落ち葉と枯れ枝まみれで、これがやたらに足に絡み付くので面倒でした。 大室指に出てからは短い距離でしたが自転車で戻りました。下り一辺倒ではなくて、2度ほど登り区間がありますので、ちょっと疲れましたが、もちろん歩くよりも全然楽ですね。 午後4時20分頃に野原吊橋に到着した後、前述しましたが、野原吊橋ルートの踏み跡がはっきりしないところにリボンを追加して戻り、4時50分頃に完了。iPhoneのヘルスケアアプリによると徒歩区間で12.2kmの山行でした。 【コース情況】 茅ノ尾根野原吊橋ルートは、先日の台風のために最初の渡渉地点からのトラバースの登り区間の踏み跡が不明瞭になっていましたが、尾根に乗ってしまえば問題はありません。勾配が厳しい区間が多いので、適宜休みながら登ることになります。 大室山北尾根は、初めから幅広い斜面が草だらけで踏み跡はほとんど見えません。左側を意識して、何となく草花を踏まずに通れそうなところを見付けて下ると、かすかながらマーキングが見えます。少しすると踏み跡が薄いながら見えるようになりますが、雨乞い岩の少し下の区間で支尾根に注意しないといけませんが、本線がかなりの勾配なので、若干緩い支尾根で少し下って、岩場の下でトラバースして本線に戻るのも有りかと思います。 しばらく下で、某SNSのアプリでみんなの足跡を確認すると、大室沢ルートに出られる支尾根に線が見えたのでそちらに進みますが、かなり急な斜面の上に、土がフカフカで歩きづらい上、目印にしていた古道標もありませんでしたから、途中で本線にトラバースして戻りました。正規のルートはもっと下の方にある古道標のところから始まり、これまた急なんですが、つづら折れして下るようになっていました。下の方で右の崖のような尾根をトラバースして横切りますが、土が緩いので危険でした。落石の多い涸れ沢に出てそこをしばらく下りますが、倒木だらけで歩きづらく、沢から離れて斜面を並行して下るところも枯れ枝まみれで歩き辛いです。林道に出てしまえば全く問題ありませんが、柵の手前の薮の中から、犬の唸るような声が聞こえてきました。林道の薮に犬がいるとは考えられず、ひょっとすると熊かも知れませんので、要注意です。
活動の装備
- その他(Other)CANMORE
- ニコン(Nikon)ニコレックスF
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