二泊三日、試練と憧れ 〜一日目から二日目〜

2017.09.25(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 44
休憩時間
1 時間 13
距離
10.3 km
のぼり / くだり
2476 / 717 m
2 22
5
14
20
10
14
8

活動詳細

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初のソロ登山で挑戦したのは北アルプスの剣岳。 9/24の9:00に高知県を出発し、馬場島キャンプ場に17:00頃到着する。これから始まる【試練と憧れ】の旅を前に、高ぶる気持ちを抑えてツェルトを設営し、ビバーグする。明日は、「馬場島〜剣岳〜剣山荘〜剣沢野営場(ビバーグ)」の予定だ。荷物は水2.5L、食料2日分+非常食、防寒着一式、帰り用の着替え、ツェルト泊用道具一式を携行していく。 翌朝、5:00に起床し、6:00に剣岳を目指し登山開始。天気は良好、登山開始早々に【試練と憧れ】の意味を痛感する。急登、ザックの重量もあり序盤から呼吸が乱れるが、これは【試練】と思い黙々と歩を進める。 登山開始から約20分後、突如、大型犬様の低い唸り声が二度響き渡ると同時に近場の茂みが大きく揺れる。茂みの音は少し遠くへ行ったところで止む。どうも熊の様な気がして、しばらく身動きせずに様子を見るが、変化がないので再び歩き始める。すると、100m進んだあたりで同様のことが起きる。正直覚悟を決めたが、茂みの向こうにいる"何か"もじっとしている様なので、周囲を警戒しながら足早に進み始める。その後は何もなかったが、最も緊張した瞬間であった。熊だったのだろうか。。。 終始、急登続きに呼吸は相変わらず落ち着かない。標高2000メートル付近からは少しペースを落とすように意識し、8:49に早月小屋到着。小休憩を挟み、早月小屋を後にする。 次第に岩場が多くなり、落石の危険が増え始めたところでヘルメットを着装する。頂上付近は一歩一歩慎重に登る。 11:23、ようやく【憧れ】の剣岳頂上に到着。多少の雲はあるが、見晴らしはよく、周囲の山も一望できた。最高のローケーションを楽しむ。 昼休憩もそこそこに、11:58下山開始。出だしで、降り口を間違えたものの軌道修正し、本来のルートへ。同時期の下山者も多く、急勾配の場所では多少の渋滞が発生していた。順番待ちの間、じっくり景色を眺めることができ、北アルプスの雄大さを目に焼き付ける。楽しみにしていたカニの横ばいも抜け、順調に進み、13:50に剣山荘に到着。 剣山荘で、ドリンクを注文して暫しの休憩。流石に疲労を感じており、今後より一層の鍛錬をしなければならないと決意。 休憩後は、ビバーグポイントの剣沢野営場に移動し、ツェルトを設営し本日の登山終了。夜の星空は最高に綺麗だった。

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