母と荒川岳、赤石岳へ

百名山を目指す母。剱岳を終え残り3座。 （4座だったけど、剱岳の数日後に、一人で薬師岳に行ったらしい。知らんかった。。） 前回、剱岳の帰りの車で、荒川、赤石岳はいいぞ～、一度は行ってみるべきだ、とやたらと押す父。 たしかに同行したいところではあるが、移動日合わせて5日も要するのか。や・・休みが。 とりあえず来年ってことで。 その後、急遽9月末に5連休が取れそうになり、両親に話すと即決で決行が決まる。 入山予定は9/29〜10/1の3日目。天気は良さそうだけど、風が強そうだし、寒そう。 9/28に椹島ロッジまで移動し1泊目。お風呂もあるし、家族3人個室で快適快適。 翌朝5:30に父に見送られつつ、母と２人で出発。 椹島から千枚小屋までは標高差1400m程度らしいので、馬場島から早月小屋みたいなものか。とはいえ早月尾根よりは楽勝でしょって思っていたら、体調がよろしくなかったのか、体が重い、、（太ったという意味ではない）。なんだかんだで、1400m登るのは、それなりにしんどいということか。 千枚小屋は綺麗で快適でしたが、布団でなく寝袋だったのが慣れてなくて、あまり熟睡できなかった。あと隣のおじいさんの寝言が(^^; 翌朝は、5時前に出発。千枚岳頂上手前で日の出となり、富士山を背景に日の出が見れました。 稜線に出てからは強風を心配したけど、それほどでもなかった。 千枚岳、丸山、悪沢岳、中岳、前岳と順調に通過。唯一難所？と聞いてた、千枚岳過ぎたあたりの岩場も、最近ハシゴが設置されたようでした。 母のペース次第で、もし赤石避難小屋まで辿り着けなければ、荒川小屋泊も覚悟していましたが、なんとかこの日のうちに赤石岳と避難小屋まで辿り着けました。 赤石避難小屋はこの日が小屋じまいで、常連さんがたくさん来ており、定員オーバー状態。夜は宴会が始まり、大騒ぎでした。楽器を持って登ってきている方もいらしてました。この日のためにわざわざここまで登る常連さん達はすごい。 翌日、14時のバスは死守しないといけないので、5時過ぎに出発。さすがにこの2日の疲れもあり、2000mの下りは終盤しんどかったです。 12時には椹島に到着。無事バスにも間に合いました。 奥穂や剣岳は必死で、あまり山を楽しむ余裕がなかったのですが、今回は心にゆとりができたのか、大パノラマを堪能することができました。 これで母の百名山は99座。のこるは槍ヶ岳。来年もガンバリマス。