霧氷の斜里岳　北海道②

　北海道山行二座目は斜里岳。 　天気はよかったが、出発時の山頂は雲がかかり見えなかった。しかし、斜里岳の山行では、私の予想よりも早い冬の世界の到来と紅葉と白の世界が織りなす美しさに驚かせられた！ 　斜里岳の山行では旧道コースを登ったが、沢の上部で雪や霧氷も見られるようになり、更に凍っている場所が多くあり、緊張感のある登山となった。 　二股から上は、積雪と霧氷、更に霧に覆われた白色の世界になっていた。山頂では霧に覆われて周囲が見えないため、すぐに山頂直下の鞍部まで下山し、休憩していると霧が晴れて山の姿が現れ始め、白色から白銀の世界へ姿を変えて来た。 　この日、これまでの登山者は私以外にはおらず、霧が晴れた後の眺望は私へのご褒美と思い十分楽しませてもらった。 　下山路は、展望のよい新道コースを歩き、やっと斜里岳の全体を望むことができました。 　上部では雪と霧氷で化粧した美しい山を堪能した後、下部では紅葉を楽しみながらのんびりと下山した。 ※☆　これから旧道コースを使用する予定の登山者は、凍結対策を考えてから行くことをお勧めします。