立山へ（二日目）

二日目朝、昨日とはうって変って、見事な晴天。 ６時半にテン場を出発し、別山乗越を経て携帯番号と同じ別山北峰（２８８０ｍ）へ。 剱岳の荘厳な山体が見事である。いつかは訪れたいという思いが、一層強まる。 別山北峰で出会った年配の男性お二人。昨日剱岳登頂をしたそうだが、お二人とも７０歳を超えているとのこと。お元気さに敬服。 昨日の剱岳登頂はガスの中で足下が見えなかったので良かったが、今日の晴天では下まで見えすぎて足がすくむのではないかとのこと。 いずれにしても剱岳登頂はうらやましい限り。 さて、別山から先をどうするかが問題であるが、奥さん、大丈夫とのことで先を目指す。 富士の折立へのがれ急登には難航するが頑張る。 長い急登をなんとか登りきり、大汝休憩所で昼食のうどん、カレーを食し、しば〜し休憩して雄山へ。 雄山神社でお祓いと御神酒を頂いて下山する。 奥さんのひざが悲鳴をあげ始め、一歩づつゆっくりと下る。よく頑張ったね。 一の越山荘まで下りた頃に、スマホバッテリー切れで、ログが飛ぶ。 室堂山荘からみくりが池を経て、テン場には17時に到着。10時間半の縦走に、「私が遅いんでごめんね」と奥さんだが、急ぐ必要はなし。一緒に歩けることが大切。 無事テン場に戻り、雷鳥沢ヒュッテで入浴して一日の疲れを癒す。 夕食後、星空と油井さん搭乗のISSの光跡に感動し就寝する。 見事な晴天の中、良い一日だった。