活動データ
タイム
14:43
距離
44.5km
のぼり
2450m
くだり
4351m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【2日目】『カールがひろがる黒部五郎岳の自然美を満喫後、予定変更し新穂高へ下山』 2日目は水晶小屋を出発後、まず三俣山荘を目指し、三俣蓮華岳を巻いて黒部五郎小舎そして黒部五郎岳に向かいます。 水晶小屋を出発し、ワリモ北分岐までは来た道を引き返します。ここから岩苔乗越まで下り、三俣山荘に向かう道を進みます。岩苔乗越からは沢沿いの道を下っていきますが、途中黒部源流の標識が設置されていてここが黒部川の源流かぁと思いを馳せます。私の勝手なイメージでは、ポタポタと大河の一滴が落ちるさまを想像していたんですが、かなり勢いよく流れています(笑) 黒部源流の標識のある場所から登り返すと三俣山荘に到着します。 三俣山荘から黒部五郎小舎まではコースタイムで2時間の道のり。三俣蓮華岳を巻いていく道は途中雪渓がありますが、アイゼンをつけなくても問題なく歩けます。雪渓上は天然のクーラーですね。このルートからの景色はまたまた素晴らしく歩いていて楽しくなります。三俣蓮華岳からのルートと合流後、途中にある2661mピークを過ぎると、黒部五郎小舎までは一気に下ります。途中から樹林帯の中に入り、急坂が続くので注意が必要です。長い下りを過ぎると黒部五郎小舎に到着。 黒部五郎小舎に荷物をデポし、黒部五郎岳を目指します。最初は樹林帯の中を進んでいきますが、途中でカール地形に出てカールの底を歩いていきます。周囲を取り囲むように山が広がっているので圧倒されそうな雰囲気です。稜線に出るためにかなりきっつい登りをこなす必要があります。一気に斜度がきつくなります。稜線に出てしばらく歩くと「肩」に到着。ここから山頂まで最後の登りです。岩がゴロゴロしているので浮石に注意しながら登ってください。 山頂からはご褒美のようなパノラマの景色が広がっています。白山、笠ヶ岳、槍穂高、双六、鷲羽、水晶、薬師・・・などなど360度のパノラマビューです。山頂からカール部分を見下ろすとお椀の底のような地形が広がっていて見ごたえ十分です。暫く景色を堪能した後、黒部五郎小舎へ引き返します。 黒部五郎小舎に到着したのは11:00。予定では本日の宿泊地ですが、まだ時間も早いこと、気温はかなり高くなっていますが天気予報では今日は大崩れしそうにない感じだったので、もう少し先を目指すことにしました。当座の目的地は双六小屋です。 双六小屋へ向かうためにはまず三俣蓮華岳を目指しますが、黒部五郎小舎からの登りがかなりきっついです。天気に恵まれたのはありがたいですが、日差しが強く体力を奪われます。三俣蓮華岳と三俣山荘との分岐点を過ぎると、三俣蓮華岳への登りが続きます。昨日登らなかった三俣蓮華岳に立ち寄り、今度は双六小屋へ向かいます。途中丸山を過ぎると双六岳と中道ルートの分岐があります。本当は双六岳に立ち寄りたかったんですが、時間短縮のため中道ルートをチョイス。小一時間で双六小屋に到着しました。 双六小屋で今日の混雑状況を確認すると、やはり好天が続く土曜日ということもあり、かなり混雑しているとのこと。昨日と同じく2人で1つの布団はきついなぁと思いながらも、今日1日かなり暑かったこともあり体力的にしんどかったので、ここで留まるか先へ進むかかなり迷いました。 さんざん悩んだ結果、一気に新穂高へ下りることに決めました。理由は、2日連続で混雑した小屋泊はしんどかったこと、この2日間好天に恵まれた結果かなり汗をかいており、お風呂に入りたかったことなどがあります。でも双六小屋から新穂高までの道のりが、思いのほか長く感じ過酷な下りとなりました。 双六小屋から鏡平山荘までは、槍を見て槍に背中を押してもらいながら下っていきました。鏡平山荘で暫く休憩をとり水分とエネルギー補給を行い、いざ下山へ。ここからの下りが長かった(>_<) ただただ黙々と下っていく作業を続けるような感じで、膝はガクガク、ふくらはぎはつりそうになるし、やっぱり無理はいけません。ヘロヘロになってようやく小池新道入口までたどり着いたという感じです。ここから新穂高までがまた長い。ひたすら歩き続けて新穂高にようやく到着。あ~、疲れた。 駐車場にもどり、念願のお風呂へ直行しました!! 汗を流し湯船につかった時に感じる体から疲れが抜けていく感じ、あ~極楽じゃ~(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
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