活動データ
タイム
14:19
距離
65.1km
のぼり
5340m
くだり
5338m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る通称「ハセツネ」で親しまれるこの大会はトレイルランナーならほとんどの人が知っていると言って良いほどメジャーですが、自分は去年に続き2回目の出場でした。 レースにつき写真は少ないです。さらに視界不良の天気で画像も良くないです💦 GPSは誤差が出る為63kmくらいになってます。 大会について(ウィキペディア)↓ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%BB%E3%83%84%E3%83%8DCUP 長谷川恒男↓ http://yamahack.com/1582 長谷川恒男の業績を称え冠を称したトレイルレースなのですが、なぜ世界的クライマーとトレイルレース?と思うかもしれません。 その理由が↓(オフィシャルサイトより) 『ヒマラヤではファイナルキャンプよりアタックするとき、頂上を極めてからアタックキャンプに帰還するまで、昼夜にわたることがしばしばあります。これを私たちのふるさと東京の山におけるトレーニングの一環として、ヒマラヤを目指す若いクライマーの登竜門として、この『日本山岳耐久レース』を位置づけていきます』 ということらしいです。 まぁヒマラヤなんて目指さないにしても、自然の厳しさを味わうことも含めたトレーニングにはなるわけですね。 自分はトレイルランニング歴はまだ浅いのですが、このハセツネの71kmという距離はウルトラトレイルの中では決して長い方ではありません。 国内だけでみても100kmや100マイルなど鬼のようなレースは各地にあります。 でも、それらを経験してる人達からもこのハセツネは「厳しい」と口にするそうです。 その主な理由が ①エイドステーションは42km地点のたった一箇所(月夜見第二駐車場)で水orポカリ1.5リットルの補給。それ以外一切無し。応援者含め他者から食べ物や飲み物を貰うのも禁止。 ②他のトレイルレースでは舗装路や林道をしばらく走る区間も結構あったりしますが、ハセツネはこれが殆どなく"走れないレース"。上っては下り…がレース中何度も来ます。 ③レースには珍しく13:00スタート。これにより夜間トレイル(登山)が必須となります。昼と夜との気温差。そして変わりやすい山の天気。霧や雨で視界不良にもなります。 疲労と共に睡魔も襲ってくるかもしれません。 どれだけの装備品を持つかは自分次第。 そして何が起きても自己責任。 細かい指定はありませんが、山岳保険への加入は必須で受付でチェックされます。 自分は去年の初参加で①の補給で大失敗しました。節約しながら飲んでたつもりが、蒸し暑さから30kmあたりでハイドレーションが空っぽになってしまったのです。人から貰うこともできないし、進み続けたら脱水で倒れるんじゃないか…そんな喉の渇きとリタイアが頭をよぎりながら進んだのでした。 この苦い経験を教訓に今年は対策して臨みました。 でも前半の上りはかなり体力を使うし汗だくになるので給水は慎重になりました。 そして今年は③でちょっぴりやらかしました。 霧の夜道を進んでく中でいつのまにかコースアウトしてしまったのです。(地図上でもおかしな所が確認できると思います💦) 前を行く人についていきながら、暗いので前方の足元ばかり気にしていました。そしたら前の人が突然立ち止まり 「これ…コース違ってますかね??」 と聞いてきたのです。 突然のことに自分も驚き、よく周りを見渡してみると…自分達が進んでる場所よりもっと上の方でヘッドランプの光が流れていくのが確認できました。 「あ!あっちだ…」 幸い進んだ道は500mもないくらいなので大きなロスではなかったのですが、大会では初めての経験をしました。 天気はというと、スタート前のお昼は雲はあるものの日射しが強く暑くて給水が少し不安に感じました。 日が落ちてそろそろライトをつける頃は、ガスってきてヘッドランプをつけると霧で前方が白くなりよく見えません。片手は塞がるけどハンディライトに切り替えて足元を照らして進みました。(でも今回他のランナーから良いヒントを得ました) そして奥多摩エリアの三頭山あたりから大岳山にかけては、シトシトと雨が降っていました。 所々の土はぬかるみ、ただでさえ滑りやすい岩場や木の枝はとっても良く滑ります…💧 特に大岳山の岩場は急峻かつ去年も滑って嫌だなと思っていたのに、今年も最悪の路面状況…。 前半はまずまずのペースで進めましたが、後半は雨と霧で慎重に進んだため思った以上に時間がかかってしまいました。 でも尻もちつくこともなく(何度も滑りましたが)、怪我もなく、去年より少しだけタイムを縮めてゴールできました。 ゴール後は満身創痍で脚も棒で💧 「もうやりたくない」 「今回で最後にしようか」 とも思うのですが、車で仮眠して一晩明けたら、なぜか清々しい気持ちになり、今後の意欲が湧いてくるのです(笑) そしてもっと上の大会にチャレンジしようと思えてくるのだから本当不思議ですね😅 参加資格は16歳以上といたってシンプルなので、皆さんも人生一度の経験としていかがでしょうかw 名前だけ聞くと過酷なイメージですが、実際の参加者はシリアスランナーだけでなく、友達同士、家族、カップルで出場してる人もいます。 長丁場ですけど24時間という時間はゆとりありますから、ランナーでなくてもゴールできる可能性は十分あります。 (それなりの体力づくりは必要ですが) 【10/15追記】 ララムリ族のハセツネ参戦 http://www.ntv.co.jp/gyoten/ 過去の放送内容 http://www.ntv.co.jp/gyoten/backnumber/article/20170808_03.html 【備忘録】 スタート前給水 水500ml ハイドレーション パック 1.5L + 500ml+500ml 第二関門地点までの消費2L →ポカリ1.5L補給 綾広の滝 →自然水500ml補給 ゴール後残り500ml
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