チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 38
休憩時間
3
距離
5.8 km
のぼり / くだり
1431 / 78 m
5 13
DAY 2
合計時間
14 時間 38
休憩時間
33
距離
12.2 km
のぼり / くだり
600 / 2334 m

活動詳細

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10月の三連休を利用して赤石岳(3120m)に登った。道中雨が降っていたが、明け方には低気圧の本体は通過。 登山基地である椹島までは東海特殊フォレストのバスで移動。一般車両は入ることができない。 雨の中、椹島から赤石岳東尾根(東海パルプ創業者にちなんで大倉尾根ともいう)を登る。 もみの木や檜などの針葉樹林から苔に覆われた雲霧林のような樹林、ダケカンバ帯へと植生が変化していく。歩荷返しの急登を登りきると、赤石小屋がある。新築の小屋に素泊まりさせてもらう。赤石岳周辺の小屋は概してキレイである。 日の出とともに出発。富士見平ではその名のごとく、雲海に浮かぶ富士山を拝むことができた。富士山が黄金色に輝く。富士山は日本人の心の拠り所として特別な存在である。ダケカンバの紅葉に、ハイマツの緑のコントラストが素晴らしい。どこをみても絶景である。 トラバース開始地点から、冬期ルートである尾根への分岐を確認する。 岩壁に付けられた参道を渡ると、急に視界が開け、北沢源流に出る。稜線はあとわずか。小赤石岳から赤石岳へと各登頂。 朝よりも紅葉の色が鮮やかに変化している。赤や黄がまぶしい。 赤石小屋を過ぎてからの下りが長く厳しい。赤石岳山頂からは2000mの下りである。足を痛めながら椹島へと下る。 本日の山行の余韻が残る中、白旗史朗の写真館へ。他のみんなはお風呂へ。それぞれ疲れを癒しに行く。白旗史朗氏は山岳写真という分野を確立した巨匠である。どれも迫力のある作品。冬山に登ったことのある者は、写真の情景を思い浮かべることができるだろう。登山者の共感を呼ぶ写真だった。 広いキャンプ場にテントを張って、ささやかな打ち上げをする。 名バスガイドの案内に和みながら椹島をあとにする。 この冬、再びこの頂を目指す。

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