日本経緯度原点

2017.10.12(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
37
休憩時間
28
距離
680 m
のぼり / くだり
16 / 0 m
37

活動詳細

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 日本経緯度原点は日本列島の位置を決める原点で、あらゆる三角測量の出発点です。中学の在京の同級会が新宿であり、サッカーを3年間共にした友が、高松から参加し、彼の専門の地学から是非訪れたいとのことで同行させて頂きました。  この地は元東京天文台の子午環の中心点を1892年(明治25年)に日本経緯度原点として定めました。天文測量により割り出した北緯 35°39′17″5148,東経 139°44′40″5020とし、三角測量に必要な方向線は千葉県鹿野山の一等三角点を原点方位角とし,156°25′28″442に定めたことから始まったそうです。  その後、関東大震災で地盤が動き、人工衛星による観測でより精度が高まり修正され、さらに2011年東北地方太平洋沖地震の影響で東に27㎝動き、現在は北緯 35°39′29″1572,東経 139°44′28″8869,方位角 32°20′46″209(つくば超長基線電波干渉計観測点金属標十字の交点)に改定されています。  なお、このほかに水準測量の基準点である日本水準原点が東京都千代田区永田町1丁目の日本水準原点標庫内にあります。東京湾平均海面からの標高は 2011年以降は24.3900mになっているそうです。なぜ経緯度と海抜の基準点の場所が違うか不思議です。  地下鉄赤羽橋駅から歩きましたが、YAMAPスタートボタンを押し忘れて軌跡は手入力です。40~50m離れた所でロシア大使館を警備する機動隊員に場所を聞いても知りませんでした。港区指定文化財(史跡)になっています。

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