活動データ
タイム
06:32
距離
5.7km
のぼり
920m
くだり
919m
活動詳細
すべて見る前々から行きたかった秩父連山の西端に位置する瑞牆山(みずがきやま)に行って来ました。 2万年以上前の火山活動の名残りの花崗岩の山で、ヤスリ岩、弘法岩などと呼ばれる奇岩も多い山なのです。 登山前日の8月2日の早朝3時、いつもの登山仲間の友人達6名で出発。伊野インターから自動車道を中央自動車道の須玉ICまで乗り継ぎ、その後約50分で登山口にある瑞牆山荘に到着したのが午後2時過ぎ。 交代で運転してくれた男性3名、暑い中お疲れさまでした。 途中サービスエリアにちょこちょこ立ち寄り、ゆっくり休みながらの旅でしたがそれにしても11時間もかかるのですね。昼食で寄った恵那峡SAの暑かったこと。 車から降りると山荘前はまるで別天地のような涼しい風が吹き、さすが1500mの標高。暑さを忘れさせてくれた。 山荘前まで韮崎駅からバスが来ていて、日曜日の為かたくさんの登山客がバスが来るたびに乗り込み帰って行き、やがて静かになる。首都圏からも近いので日帰り登山の方が多いようだ。 山荘はお風呂もあり、部屋も広くて風通しが良くゆっくり寛げた。 3日、山荘前の登山口を6時半過ぎ出発し、まずは富士見平を目指す。最初は林の中の緩やかな登り。 林道を横切り里宮参道と書かれた道に上がると道が急になり尾根までゆっくりと登る。 子供連れで今夜は富士見平でキャンプだというご夫婦が大きなザックを背負って後になり先になり、ぐずり始めた女の子をなだめながら登って行く。 富士見平からは樹林帯の中の緩やかな道を行き、小川山との分岐よりいっきに天鳥川まで下る。天鳥川は川というより谷なんじゃないのという感じの水量の少ない川。川を渡るとここから本格的な登りになる。すぐに桃太郎岩。階段を登り鎖場を過ぎ徐々に高度を上げていく。 もうひとつ鎖場を登り、大きな岩に赤いペンキの矢印が書かれている所辺りからますますの急登となり木陰とはいえ汗びっしょり。ほとんど展望が無い中、振り返ると富士山が見える場所を過ぎ、岩場を頑張ると大きな大ヤスリ岩が現れる。その岩の横を頑張ると山頂まで10分の標識。 ハシゴを登るとあと一息で大きな岩場の山頂に出る。 山頂からは弘法岩の向こうに八ヶ岳連峰が、そして南アルプスの山々と富士山、明日行く予定の金峰山などが遠望できる。眼下に先程通った大ヤスリ岩が聳え、しばらくその展望を楽しむ。 昨日は沢山の登山者であったろう山頂も今日は静かで、私達の他は数人のみであったが、下りではまた何人かとすれ違った。 下山後、明日の金峰山登山に備えて、大弛小屋まで移動する。 富士見平から金峰山にも行けるのだが標高差が大きいので、車移動の時間はかかるが大弛からのコースとする。 小屋への途中で増富の湯で汗を流し、塩山で夕食を済ませて大弛小屋には午後7時過ぎの到着となった。 大弛峠は車で行ける峠では標高が一番高い峠だそうで、着いた時の気温は21度だった。 真夏でも25度以上になることはほとんどないそうで、涼しいなか明日の金峰山登山に備えて早めの就寝とした。
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